【UFC181】アンダーソン、一方的に15分間攻め続け大差の判定勝ち
<ライトヘビー級/5分3R>
コーリー・アンダーソン(米国)
Def.3-0:30-26,30-27,30-27
ジャスティン・ジョーンズ(米国)
TUF19ライトヘビー級優勝アンダーソンがオクタゴン2戦目を迎える。急遽出場のジョーンズを相手に即テイクダウンを仕掛け、離れ際に右を放つ。左ミドルを入れたアンダーソンはジョーンズのテイクダウンを切るも、左フックを被弾する。力を入れてフックを放つジョーンズは、早くも口が半開き気味に。アンダーソンのテイクダウン狙いにギロチンを合わせるも持ち上げられ倒されたジョーンズは、起き上がってもケージ際でパンチのラッシュを受ける。距離を取り直したアンダーソンは、飛びヒザを見せるも距離が合わない。サークリングを駆使するアンダーソンを追いかけるジョーンズは、再びテイクダウンにギロチンを合わせる。苦も無く頭を抜いたアンダーソンにジョーンズは首相撲からボディにヒザを見舞う。直後にアンダーソンは首を腕で巻き込むようにバックに回り、そのままテイクダウンへ。初回を取った。
2R、ケージにジョーンズを押し込んだアンダーソンが首相撲からヒザをボディに2発突き上げる。アンダーソンは距離を取り直し、ダブルレッグを決める。倒されては立ち上がるジョーンズはかなりスタミナ的に厳しくなってきたか。さらに首相撲からヒザをボディに受け、続くヒザは顔面に。首相撲合戦のなかでジョーンズもヒザを返す。ならばとボディにアッパーを入れるアンダーソンは、右エルボーを入れて離れる。続いて右ボディストレートを見せたアンダーソンに、ジョーンズは切れのある右ローを入れる。前に出るところにパンチを被弾するジョーンズはローで局面の打開を図るがラウンド終了間際にこの試合、4回目のテイクダウンを決めたアンダーソンの攻勢が続いた。
最終回、思い切りローからパンチを振るうジョーンズ。アンダーソンは首相撲からヒザをボディに。逆転を賭けた序盤のラッシュを断ち切られたジョーンズは、肩口に大きく抱え上げられテイクダウンを奪われる。やや腰砕けになってトップを取ったアンダーソンは、がぶってバックへ。ジョーンズはここを許さず、ケージ際へ。スピニングバックエルボーを見せたアンダーソンは、残り1分となりテイクダウンからアメリカーナを狙う。ジョーンズは懸命に防ぐも、反撃の機会は訪れないままタイムアップに。決め手に欠いたアンダーソンだが、UFC戦績を2戦2勝とした。