【BFC】来年早々にウォーレン×カーランの世界戦実現
8日(火・現地時間)、ベラトールFCより来年度の早い時期でBFC世界フェザー級選手権試合ジョー・ウォーレン×パット・カーラン戦を行うという発表があった。
【写真】レスリングベースに、打撃、そして柔術を修得したパット・カーラン。全局面で強さを発揮するコンプリートファイターだ (C) MMAPLANET
本来、BFC世界フェザー級王座への第一挑戦権を持っていたのは、シーズン4トーナメントを制したパトリシオ・フレイレだった。
しかし、拳の負傷で手術が必要となったフレイレは、3カ月は練習から離れないといけない見込み。代役としてサマーシーズン・トーナメント優勝で、本来であればウォーレン×フレイレ戦の勝者にチャレンジする予定だったパット・カーランに白羽の矢が立てられた。
シーズン2ライト級トーナメントを制し、これが2度目の王座挑戦となる24歳のカーランは、「素晴らしい試合になるだろう。僕には体格でアドバンテージがあるけど、ジョー・ウォーレンはスピーディーだ。偉大なレスラーだし、ベストシェイプで登場することを願っている」と、ウォーレン戦について語っている。
一方、ウォーレンは2階級制覇を目指して出場した今シーズンのバンタム級トーナメント初戦で、アレックス・ヴィラにKOで敗れ、MMAで2度目の敗戦、初めてのノックアウト負けを経験している。
「誰もが私がフェザー級の世界王者だと知っているはずだ。誇りにかけて、絶対に防衛に成功する。同時に私はトーナメント参加選手のなかで最高のバンタム級ファイターだが、一発をもらってしまった。パットとの試合は、激闘になるに違いないので楽しみだ」と、ウォーレンは言葉を変えて背水の陣で挑む意気込みを見せている。
これから両者の対戦の開催日時、場所が決定されていくことになるが、ウォーレン×カーランの勝者にフレイレが挑戦することは既に決定事項だ。