【Lemino Shooto06】世界ライト級王者エフェヴィガ出場、TD&コントロールが突出したタイナネス戦決定
【写真】倒されない。倒されても立つ。あるいは、下になっても加点できるMMAで対抗か。ともあれエフェにとって試練の一戦だ (C)MMAPLANET
26日(日)、Lemino修斗が6月1日(月)に東京都文京区の後楽園ホールで開催するLemino Shooto06の対戦カードを発表している。
Text by Manabu Takashima
4月の沖縄大会を1週間前に終えたLemino修斗が2月、3月に続き後楽園ホール大会を開き、修斗世界ライト級王者エフェヴィガ雄志とローウェン・タイナネスのライト級など国際戦3試合を含んだ6試合が明らかとなった。
昨年9月の旗揚げ以来、初めて修斗世界王者がLemino修斗に参戦、国際戦を戦うこととなった。1月のサステイン興行でイム・クァンウにまさかのTKO負けを喫したエフェは、3月にキャプテン☆アフリカを2Rでパウンドアウトし、世界王座を獲得した。
その際に新チャンピオンは「前回負けてからのタイトルマッチだったので、不満の声も多かったと思います。自分もそう思います。とにかく自分の仕事をしようと思いました」とマイクで話していた。彼の仕事は戦って勝つこと。そしてUFCに辿り着くこと。そういう意味でも今回戦うタイナネスは非常に楽しみな相手となる。
キャリア12勝2敗、35歳のハワイアン。2011年9月に父マイルス・タイナネスと同時参戦した――日本のHEATでプロMMAデビュー。キャリア2戦目はフィリピンのURCCで、既にONEで注目を集めていたエドゥアルド・フォラヤンからヒジ打ちの連打でTKO勝ちを収め、URCCライト級(※160ポンド)王者に輝いている。
その後、ONEと契約したタイナネスだったが、所属ジムを離れた時の問題、さらに背中の負傷もあり試合機会を失することも少なくなかった。それでも安藤晃司を右ロー&テイクダウンで封じ込めるなど、ONEライト級戦線でトップとして活躍し続けた。そんなタイナネスの強固なレスリングベースのコントロールMMAは、エフェが乗り越えないといけないスタイルであり、過去最強の相手といえる。
また昨年11月にNEXUSフェザー級選手権試合で横山武司の柔術力の前に、磨いてきたグラップリングを完封された感のある須藤拓真がバンタム級に戻り、1年5カ月振りの修斗公式戦を戦う。対戦相手はキャリア3勝2敗、タイナネスの同門ジョー・バートだ。現在、Lemino修斗ではバンタム級サバイバーTリバイバルが行われており、補欠戦も2試合が消化されている。その12人の枠には参戦時期の関係で加わることがなかった須藤だが、ここはバンタム級戦線で存在感を示しておきたい。バードは全くの未知の相手だが、戦績面を見比べるだけで、しっかりと足関葬を望みたい試合となる。
またエリー・ワイズの計量オーバーで、サバイバーT準々決勝が不戦勝だった可能性は∞=中島陸が、準決勝の齋藤奨司戦を前に1試合を挟みたいということで、台湾の林禾順=リン・フーシュンを迎え撃つことなった。台湾MMA界を牽引するケンプ・チャン門下、i-Fighiting 所属のリンはプロMMAマッチがなかなか組まれない台湾にあって、中国や香港でキャリアを積んできた選手だ。
プロで3勝1敗、アマでは10勝2敗のウェルラウンダーのリンもまた、これからのMMAファイター人生を賭けて来日する。とはいえ、中島はトーナメント出場中の身だ。プロモーター・サイドには「負けたら、勝った方を奨司の相手で呼べよ」(※盛っています)と言う髙谷裕之の言葉もあり、ケガなく勝利を義務付けられているといっても過言でないだろう。
これら国際戦以外でもTBJ所属、有馬鉄太のデビュー戦=翔べ!ゆーすけ!戦も気になる。キッズレスリング時代にパラエストラ松戸所属だった有馬は、9年前にジュニア修斗で戦っており、鶴屋怜、内田タケルと道場で汗を流していた世代。高校、大学とレスリングを続け拓殖大学時代の2024年には全日本大学選手権70キロ級で準優勝、卒業後にTBJに戻り本格的にMMAに挑むことに。
8月にはアマ修斗関東選手権ライト級で優勝も、全日本は二回戦敗退でプロ昇格を逃した。その後11月に東日本EXトーナメントで優勝し、今大会でデビュー戦を迎える。当然MMAの完成度を高めていくのは、これからの有馬だが、そのレスリングの腕前を買った佐藤将光が、ダニー・サバテロ戦前にスパーリングパートナーに指名したほど。千葉、沖縄共に若い力が育つTBJ勢にあって、有馬もその一角を成す注目のルーキーだ。



















