【URCC22】タイナネスの肘で、フォラヤン大流血のTKO負け
<ライト級(160ポンド)/10分2R>
ローウェンズ・タイナネス(米国)
Def.1R6分22秒 by TKO
エドゥアルド・フォラヤン(フィリピン)
フォラヤンの相手タイナネスは、キャリア3勝0敗とコールされた無名のファイターだが、セミのケリーの苦戦のように何があるか分からない。フォラヤンは左ローに、タイナネスは組みついてコーナーに押し込んでいく。左ワキを差したフォラヤンだが、テイクダウンを許すとサイドを奪われる。
右エルボーを落としたタイナネスは、がぶりからバックに回りハーフバックへ。フォラヤンの背中を伸ばしながら、タイナネスは両足をフックしていく。パンチを顔面に受けるフォラヤンは、腰を上げてもタイナネスを前方に落とすことができない。ハーフバックからパンチを入れるタイナネスは足をコントロールし、前方に落とされてもすぐに立ち上がってテイクダウンを決める。
クローズドガードのフォラヤンにパンチを落とすタイナネス。リング中央で再開となると、フォラヤンは顔面にエルボーを受ける。右目尻をカットしたフォラヤンは、流血に追い込まれバックを再び許す。そのままリアネイキドチョークに入ったタイナネス、大流血のフォラヤンは胸を合せてエスケープに成功するも、ここでドクターチェックが入る。
返り血を浴びて、血走った眼を見せるタイナエス。すると、ここでレフェリーが試合をストップし、フォラヤンがURCC10周年記念大会で、会場が静まり返るTKO負けを喫してしまった。