【ONE FN37】重厚かつスピーディーなスクランブル戦を制したアリショフ。ブーミナアンをギロチンで下す
<バンタム級(※65.8キロ)/5分3R>
エルベク・アリショフ(アゼルバイジャン)
Def.2R3分24秒by ギロチンチョーク
カルロ・ブーミナアン(フィリピン)
サウスポーのブーミナアンがワンツーを放つ。組んだアリショフがロープに押し込みボディロックからテイクダウンを決める。スクランブルでバックに回ったアリショフが、立ち上がって正対したブーミナアンに大内から再びバックへ。ロープを背負って立ち上がりシングルに出たブーミナアンは、ギロチンを防いでトップを奪う。
ブーミナアンは左エルボーを落とし、右足を抜く。バタフライガードに戻したアリショフだが、エルボーを連打される。コーナーを利して立ち上がろうとするアリショフに、ロープを掴むなという注意が入る。座った状態で頭にヒザを入れられながら立ち上がったアリショフは、ヒザ、ダーティボクシングの打ち合いから間合い取る。左を振って前に出るブーミナアンの勢いが上回り、コーナーにアリショフを押し込んだところで初回が終わった。
2R、ブーミナアンが左インローを蹴り、アリショフがシングルレッグでテイクダウン→バックへ。正対したブーミナアンがニンジャでシングルレッグを防御する。アリショフが間合いを取り直すと、ヒザにボディを入れたブーミナアンだったが、シングルレッグでバックを許す。両足をフックしたアリショフは、スタンドで両足フックも自ら着地する。
正対したブーミナアンはダブルレッグを切るが、右ストレートを被弾。直後にダブルレッグを決めたアリショフが、削られてきたブーミナアンのシングルレッグにハイエルボーギロチンを仕掛けて引き込む。ブーミナアンは、力なくタップした。
キャリア10連勝としたアリショフは、「サワディカップ、タイランド!! タイを愛している。凄く大きくて少し驚いた。でも、彼の攻撃から逃れることができた」と話した。




















