＜ONEキックボクシング世界ヘビー級王座決定戦／3分5R＞
サメット・アグデヴ（トルコ）
Def.3-0
ローマン・クリークリャ（ウクライナ）

アグデヴが右カーフ、クリークリャが右ストレートから左フックを返す。アグデヴも左フックを返し、クリークリャのローに右フックで飛び込む。クリークリャがワンツー、ジャブと右ロー、右ハイ・右ローと手数を増やす。アグデヴは右カーフを蹴り、ジャブ・左フックから右カーフにつなげる。クリークリャはボディへのジャブと右ストレート、右ストレートから左フック、前に出てくるアグデヴにジャブや左フックを合わせる。

アグデヴは右から返しの左フック。クリークリャは距離を取って右ハイ、アグデヴもジャブとから右ハイ、右カーフを蹴る。クリークリャは左右のハイキック、アグデヴも右ハイ。クリークリャは距離がつまるとヒザ蹴りから右ロー、細かいジャブから右ストレートにつなげる。アグデヴもパンチから右ローを蹴る。

2R、アグデブはクリークリャのローに左フックで飛び込み、パンチからハイキック、スピニングバックフィストと手数を増やす。クリークリャが前に出てくるとアグデヴはバックステップでかわし、前に出ながら右カーフを蹴り続ける。クリークリャがパンチからヒザ蹴り、アグデヴは右カーフをしつこく蹴る。

クリークリャはパンチをまとめて右フック、左フックを打ち込む。アグデヴはブロックを固めて右カーフを蹴る。クリークリャはジャブ、パンチから右ローと右ミドル。アグデヴはガードを固めて前に出て右カーフ、クリークリャの右ローとアグデブの右カーフが交錯するなか、アグデブの右カーフでクリークリャが後退する。

3R、クリークリャがパンチとヒザ蹴りで前に出る。アグデヴはガードを上げてしつこく右カーフを蹴る。アグデブはクリークリャをロープに詰めて右ストレートから左フック、クリークリャはサウスポーにスイッチして左フック・ストレート、アグデブは右フックを顔とボディに打ち分けて右アッパーを突き上げる。

クリークリャは果敢にパンチで前に出るが、アグデヴが右ミドル、右ストレートから左フックを当てる。アグデブはクリークリャのパンチをブロックしてクリークリャの右足＝前足にローを集める。クリークリャは下がりながら左ストレートとヒザ蹴り。アグデヴは距離を詰めて左右のフックから右ハイキックまで蹴る。

4R、オーソドックスのクリークリャがパンチに前に出る。サウスポーにスイッチすると左ボディストレート、パンチからヒザ蹴りで前に出る。クリークリャは左ストレート。左ストレートと右フック、左のヒザ蹴りで前に出る。アグデヴは右ストレートから返しの左フック、クリークリャをロープに詰めてパンチをまとめる。

さらにアグデブは立て続けに右ストレート→左フックをヒットさせ、クリークリャの前足にローを集める。クリークリャの左フックは空振りに終わる。それでも前に出るクリークリャは左のヒザ蹴りをボディに突き刺す。アグデヴは一度下がりながらワンツーを叩き込む。

5R、足を止めて打ち合う両者。クリークリャがパンチから左のヒザ蹴り、右ハイ、アッパーと手数を増やす。下がるアグデブが単発の右ストレートを当て、そこから左フックにつなげる。クリークリャは右ローを蹴って、じわじわ前に出る。アグデブは下がりながら右ストレートを当て、アウトロー、右の前蹴り。クリークリャは左ストレートから右フック、左フックは空を切る。

アグデヴは前に出ながら右ストレートと左フック、ハイキック、飛び蹴り。アグデブが前に出るようなワンツーを繰り出す。近い距離で打ち合いになり、クリークリャが右ロー。アグデブも歩くようなワンツーからローと譲らない。ここで試合終了となり、アグデブが判定勝利。ONE初参戦・21歳のアグデブがクリークリャが番狂わせを起こし、初代ONEキックボクシング世界ヘビー級王者となった。

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