【FORCE22】初回のダウンから逆転。地元・高岡が大竹をRNCで仕留めて再起&ベルト挑戦アピール
<フライ級/5分3R>
高岡宏気(日本)
Def.2R4分09秒 by RNC
大竹陽(日本)
サウスポーの大竹が前に出る。右に回った高岡は右ストレート、右ロー。大竹は左ストレート、左ヒザでボディを狙う。高岡は右ストレートから左アッパーを放ち、大竹にケージを背負わせた。右ジャブを伸ばす大竹。レベルチェンジのフェイントから、下がりながらもワンツーを当て、左右ローで牽制する。左ハイから左ボディストレートへ。右フックを当てて右に回る大竹にケージを背負わせるも、高岡の手数は少ない。
左スピニングバックキックをかわされた大竹だが、続く左跳びヒザがクリーンヒットし、高岡の腰が落ちた。すかさず高岡がシングルレッグで組み、ダブルレッグに切り替えてドライブ。ケージ際で尻もちを着かせるとバックに回る。パウンドで削りつつRNCを狙う高岡。大竹は正対するも、高岡がバックコントロールを選択した。再び腕を首に回していく高岡は、バックマウントを奪取して初回を終えた。
2R、互いにジャブを打って距離を掴みにいく両者。大竹の左ショート、右ボディフックが当たる。ケージを背負ってサークリングする大竹が、ケージ中央に出て左ミドルを放つと、高岡がすくってグラウンドに持ち込んだ。ハーフガードの大竹に背中を着かせる高岡。左腕を枕にしてコツコツとパンチで削る。
高岡が肩固めを狙うと大竹が背中を見せた。すかさずバックマウントを奪取した高岡は、たすき掛けからパンチ&RNCを狙う。大竹の体を伸ばし、右腕を首に回した高岡はそのままRNCでタップを奪った。
2019年に一度対戦している両者だが、初戦はドローに終わっている、再戦をフィニッシュで制した高岡は「これで世界ランキングが1つ上がって、11月16日に新しいフライ級のチャンピオンが決まったら、次に僕が挑戦するのはどうでしょうか。初めて高松に修斗世界フライ級のベルトを持って返ってきたいです」と王座挑戦をアピールした。



















