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【FORCE19】FORCE GYMの高岡が恐山にTKO勝利、約11カ月ぶりの白星でメインを締める

<フライ級/5分2R>
高岡宏気(日本)
Def.2R1分38秒by TKO
恐山陸奥太郎(日本)

サウスポーの恐山に対し、高岡がプレッシャーをかけて右ストレートを打つ。高岡は恐山のダブルレッグを切ってがぶると、コントロールしながらパンチを入れる。ここから高岡はバックに回って両足をフックすると、左腕を首に深く入れて右手でパンチを入れる。左腕を外された高岡は右足で恐山の右腕をひっかけようとするが、恐山が反転してトップポジションを取る。

ここで恐山がギロチンを狙い、高岡がトップポジションをとると、スクランブルの攻防になり、両者ともに立ち上がって離れる。試合がスタンドに戻ると恐山が左ミドルと左ストレート、高岡も右ミドルを蹴って右ストレートを当てる。残り10秒、恐山が左ミドルを当てた。

2R、高岡が左手で距離を測りつつ右ストレート、右ミドル、右ストレート、右ハイと右の打撃で攻める。恐山も左ストレートを返し、パンチで打ち合うと、恐山がインローと左ストレートを当てる。高岡が右ストレートから返しの左フック、恐山も左ストレートから返しの右フック。そして高岡が右ストレートを効かせると恐山のシングルを切って、がぶった状態でパンチをまとめてレフェリーストップを呼び込んだ。

試合後、高岡は「ホッとしました。自分は勝ったり負けたり、半年くらい前に世界ランキングに入ったのに、そのあとに負けたりもして。今日負けたら、せっかくここまで来たものがなくなると思って、勝ててホッとしました。またこれからもしっかり頑張ってやっていきます」と語った。


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