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【UFC319】モラレスが無敗のイジリスに三角絞めで一本勝ち、TUFシーズン33フライ級優勝を果たす

<TUFシーズン33フライ級決勝/5分3R>
ジョセフ・モラレス(米国)
Def.2R3分04秒by 三角絞め
アリビ・イジリス(カザフスタン)

モラレスが前蹴りからワンツー、イジリスも前蹴りを返す。モラレスは前に出続けて右ストレート、イジリスはスピニングバックフィストを返す。モラレスは距離を詰めて細かくパンチをまとめ、イジリスはスピニングバックキックも繰り出す。さらにイジリスが飛びヒザ蹴り。ここから組みの攻防になると、イジリスが四つ組みから内側から足をかけてテイクダウンを狙う。モラレスも小手を巻いて完全には倒されず、逆に正対してギロチンへ。イジリスも立ち上がって頭を抜いて再び四つ組みの攻防へ。離れ際にモラレスがヒジ、イジリスがパンチを放った。

試合がスタンドの攻防に戻ると、モラレスが左ボディと右ストレート。イジリスが左ハイとスピニングバックフィストを放つが、そこにモラレスが組みついてテイクダウンを奪う。モラレスがトップポジションからヒジを落とし、イジリスの左足を超えてハーフガードで抑え込む。肩固めを狙いつつパスガートするとマウントからバックへ。イジリスが腰を上げるとモラレスはイジリスの左足を持ってバックキープする。

イジリスはモラレスを背負うように立ち上がると、モラレスは足を四の字フックしてバックキープを続ける。モラレスは一度足のフックを外してスタンドでバックコントロールしようとするが、イジリスもモラレスの足を持って正対する。ここでモラレスがアームロックを狙いつつ再びバックを取り、RNCの形を作るが残り時間が少なくラウンド終了となった。

2R、モラレスが前蹴りからパンチで前に出る。イジリスは距離を取りつつ、かけ蹴りとバックエルボーを放つ。距離をつぶしたモラレスは足をかけてテイクダウンを狙いつつ、サウスポーにスイッチしながら前進。イジリスは引き続き回転系の技を狙うが、モラレスが細かいパンチで距離を詰める。

イジリスがケージを背負わせるとモラレスがダブルレッグで組みつき、四つの攻防になると離れ際にヒザ蹴りをボディに突き差す。一旦両者離れるとモラレスがジャブから前進。イジリスが左ミドルを蹴るが、モラレスは下がらない。モラレスは右ストレートと右フック、そして右ボディを打ち込むとイジリスの動きが止まる。モラレスはパンチとヒザ蹴りから連打をまとめ、イジリスのスピニングバックフィストのうち終わりに右ストレートを合わせる。これをブロックするイジリスだが、そのまま尻餅をついてガードポジションを取る。

モラレスがそのまま上を取ってバックへ回り、足を四の字クラッチしてバックキープする。イジリスは腰を上げてモラレスを前に落としてインサイドガードでトップを取るが、モラレスがすぐに下から三角絞め。これががっちりと極まり、モラレスが無敗のイジリスに一本勝ちし、TUFシーズン33フライ級を制した。


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