【MGL-1FC22】前日に急きょ決定のキックルール戦は、オトゴンバートルがボディを効かせ連打でストップ
【写真】キックルールでも実力差は明らかだったが、前日に試合が決まったブヤンデンゲルに罪はない(C)MMAPLANET
<フライ級キックボクシング/3分3R>
オトゴンバートル・ホルドバートル(モンゴル)
Def.2R by TKO
ブヤンデンゲル・ウイトゥメン(モンゴル)
オトゴンバートルは当初、カイザール・ジャウガールとMMAを戦う予定だったが、なんと前日計量でジャウガールが10キロオーバーという事態に。急きょオトゴンバートルはブヤンデンゲルとキックルールで対戦することとなった。
これが初めてのキックボクシングルールの試合となるオトゴンバートル。プレスをかけて右ハイを放つと、ブヤンデンゲルもワンツーから距離を詰めていく。右スピニングバックキックを繰り出すオトゴンバートル。ブヤンデンゲルはワンツーから左ハイを伸ばすが、オトゴンバートルはブロックしてから左ボディを突き刺した。
左跳びヒザから右ストレート、右ハイとブヤンデンゲルがブヤンデンゲルを追い詰める。右ストレートをかわしたブヤンデンゲルが首相撲からヒザを突き上げると、ブヤンデンゲルの口から出血が見られるように。左ジャブから右を振るうブヤンデンゲルにケージを背負わせ、オトゴンバートルが右ストレートから左フックを放った。
2R、ブヤンデンゲルにケージを背負わせたオトゴンバートルは、カウンターの右ストレートから左フックを返す。ブヤンデンゲルも打ち返すがパンチは届かない。左ボディでブヤンデンゲルの体をくの字に曲げたオトゴンバートルがラッシュをかけると、レフェリーがダウンカウントを数える。再開に応じたブヤンデンゲルを仕留めにかかるオトゴンバートル。ブヤンデンゲルはなす術なく、レフェリーストップとなった。