この星の格闘技を追いかける

Overlooked【LFA233】体重オーバーでベルトを失ったピアズマが、ビアンキーニに潜らせずエルボー葬

【写真】ベルトを失ったが、フィニッシュ勝利。大きなチャンスが訪れるか(C)LFA

スケジュールの都合により速報できなかった試合をお伝えする──帳尻合わせ試合レポート。今回は5月23日(土/現地時間)にニューヨーク州サラマンカのセネカ・アレゲニー・リゾート&カジノで開催されたLFA233から、LFAウェルター級選手権試合=ジョナサン・ピアズマ×ジエゴ・ビアンキーニ戦の模様をお届けしたい。

本来は王者ピアズマにビアンキーニが挑戦予定だったタイトル戦は、チャンピオンの減量失敗で王座剥奪。ビアンキーニが勝利した場合のみ、新王者が誕生するという変則タイトル戦として実施された。

<LFAウェルター級選手権試合/5分5R>
ジョナサン・ピアズマ(米国)
Def.3R1分05秒by TKO
ジエゴ・ビアンキーニ(ブラジル)

ガードを固めて顔面を守るピアズマが左ハイを蹴る。ビアンキーニはスピニングバックキックから右を伸ばす。さらにボディを入れたビアンキーニは跳びヒザのフェイクから、右カーフを蹴る。ピアズマもカーフを返し、右ハイを狙う。ビアンキーニはカーフを続け、インロー、さらにカーフを蹴り込む。

ピアズマはシングルレッグでテイクダウンを奪うと、ハーフで抑える。潜ってスイープ狙いのビアンキーニの首を抱え、スプロールで潰したピアズマがトップをキープする。エルボーを落として潜らせないピアズマ。

ならばと、ビアンキーニはディープハーフでついに潜り、すぐに体を反転させてレッスルアップ。離れると、右ヒザを入れる。さらに跳びヒザで追撃で、ダウンを喫したピアズマがシングルレッグで立ち上がり、スピニングバックエルボーを狙う。

かわしたビアンキーニは背中を取って両足をフックする。

ビアンキーニはがマウントに切り替えようとしたところで、ピアズマは上体を起こしつつ正対すると、リバーサルに成功。ここからエルボーを落として、初回が終わった。

2R、右カーフを蹴ったビアンキーニに対し、ピアズマがローシングルからレッグリフト。足を抜こうとして体を反転してビアンキーニに組みついてテイクダウンを決める。ここもハーフで潜ろうとしたビアンキーニを潰したピアズマは、初回と違いディープハーフからの煽りにバランスを崩さず、トップをキープしてヒジを連続で落とす。

ピアズマが圧を高め、Zハーフに切り替えざるを得なくなったビアンキーニはついにパスを許す。サイドで、エルボーをさらに打ちつけるピアズマがビアンキーニを削る。ハーフに戻し、懸命に潜ろうとするビアンキーニだがエルボーを被弾し続ける。ダース狙いからバックに回り、引き込んだビアンキーニに思い切りエルボーを落としたピアズマ。何とかニーシールドに戻したビアンキーニだが、ラウンド終了時には顔色に疲れが見て取れた。

3R、ジャブから左ハイを狙ったピアズマは、下がったビアンキーニをダブルレッグでテイクダウン。ビアンキーニはここでも潜ろうとして、ヒジを痛打される。足を抜いてマウント狙いのピアズマは、必死にハーフに戻したビアンキーニに左のパウンドを連打。顔を覆って殴られ続けるビアンキーニを見て、レフェリーが試合と止めた。

「プロとして、体重と創れなかったことを謝る。言い訳はしない。どのような体調であっても、今後同じような失敗は絶対にしない。試合に関しては、良かった。彼は仕掛けてくるけど、それからは疲れることは分かっていた。そして、その通りになった。トップを取ると、いつだって自信はあるよ。ジムに戻って体調を整え、大きなチャンスが来ることを待つ」と無冠となったピアズマは話した。


PR
PR

関連記事

Movie