【Pancrase364】敗戦から安定感あるファイトへ。カリベクが三宅をドミネイトし、フルマークで下す
【写真】強引な攻撃はなく、削って勝利を印象づけた。このファイトをされると――強すぎる(C)MMAPLANET
<フェザー級/5分3R>
カリベク・アルジクル・ウール(キルギス)
Def.3-0:30-27.30-27.30-27.
三宅輝砂(日本)
カリベクが右カーフを蹴る。さらに左ジャブから右ロー。三宅の右ローに右オーバーハンドを合わせ、下がる相手をパンチで追いながらボディロックで組みつく。バックに回ったカリベクがリフトするも、三宅が足をかけて防いだ。続けてバックコントロールで崩していくカリベク。再びリフトして倒すと、三宅の左足を制す。パンチを上下に打ち分け、削るカリベク。三宅が頭を起こすと、左腕を首に回していく。
これは凌がれたが、またも削ってから今度は右腕で三宅の顔面を絞め上げる。苦悶の表情を浮かべる三宅だが、マットに肩をつけつつ絞めを外した。カリベクはボトムでガードを取った三宅の顔面に左ヒジを落とす。一度立ち上がってから三宅の足を捌き、パウンド。三宅が背中を見せるとバックコントロールに持ち込み、立ち上がった相手に対し右足を差し入れて初回を終えた。
2R、カリベクが蹴りを上下に散らす。三宅も右ロー、右ハイを返すが、カリベクが右ストレートを合わせていく。続いて右を空振りしたカリベクだが、その瞬間に右足で三宅の足を止めており、ニータップで組む。三宅に尻もちを着かせてケージに押し込んだカリベクは、相手の右腕を押さえた。
さらに三宅の両足を畳んだカリベクは左のパウンドとヒジを打ち込む。三宅が背中を見せると左足を差し込む。立ち上がった三宅をバックからコントロールし、粘る相手をグラウンドに引きずりこもうと狙う。耐える三宅は正対し、カリベクのシングルレッグを引きはがして離れる。残り10秒は打撃の攻防で終えた。
最終回、三宅の左ジャブをディフェンスするカリベクが右ストレートから左を返す。レベルチェンジからダブルレッグで組んだカリベクは、背中を見せる三宅に対しバックコントロールへ。深追いせず、安定感のある戦いを展開するカリベク。疲労が見える三宅にバックからパンチを入れながら削り、残り10秒でテイクダウンしてパウンドを連打し、勝利を印象付けた。
パンクラス参戦当初とは打って変わり、安定感ある試合ぶりを見せつけたカリベクがフルマークの判定勝ち。試合後は「前回は負けたこともあり、チーム一丸となって準備してきました。フルラウンド戦うことは最近ありませんでしたが、それに向けて練習してきました。私の母親が8月に誕生日を迎えるので、特別な想いを込めてこの勝利を捧げます」と語ったあと、会場で観戦していた相本宗輝の名前を挙げた。相本は5月と6月にキルギスでカリベクと練習していた。


















