【Black Cup Final 4#01】BCフライ級王座4度目の防衛戦へ、駒杵嵩大「負けると価値がなくなっちゃう」
【写真】Black Combatとチャンピオンとして、最多防衛戦記録を更新するかタンク駒杵(C)TAKUMI NAKAMUR
26日(日)韓国はソウルのチャムシル学生体育館でBlack Combat「BLACK CUP FINAL4 KOREA Ω vs Mongolia」が開催され、Black Combatフライ級王者の駒杵嵩大が4度目の防衛戦でウ・ソンフンを迎え撃つ。
Text by Takumi Nakamura
2014年12月にBlack Combatフライ級王者となり、キム・ソォンジェ、トーマス・アシス、ガブリエル・ホドリゲスを下して同王座の防衛を続けている駒杵。今年行われたBlack Combatの年間表彰式「Black Gloria Awards」ではベストグラップラー賞に輝くなど、今やBlack Combatの代表選手といっていい活躍を見せている。
今回の対戦相手はONE Championshipで若松佑弥をKOした実績が光るソンフン。駒杵はソンフンの実力を冷静に分析しつつ、王者としての強さを見せる防衛戦にしたいと語った。
練習ごとにアップデートされている
――駒杵選手、今日着ているのはアルゼンチン代表のユニフォームですよね。
「はい。僕が中学生くらいの頃に勝ってもらった(リオネル・)メッシのユニフォームです(笑)」
――2006~2007年頃のユニフォームで、まだメッシが10番をつける前の時代ですね(笑)。
「本当はワールドカップの試合も全部リアルタイムでチェックしたかったんですけど、ほとんどの試合が早朝だったじゃないですか。試合前ということもあって後追いでチェックしていました」
――少し脱線してしまいますが、駒杵選手は色々なスポーツのユニフォームを普段から着ていますよね。
「はい。野球やメジャーリーグも見ますし、スポーツ全般が好きなんですよ。どの競技もある程度の知識はあると思います。ちなみにDEEPとBlack Combatが対抗戦をやった時の計量ではNBAのレブロン・ジェームズのレイカーズのユニフォームを着ていました」
――雑談にお付き合いいただきありがとうございます(笑)。少し前の話ですが、駒杵選手は2月にBlack Combatの表彰式「Black Gloria Awards02」に出席して、ベストグラップラー・アワードに輝きました。ああいった催し物に出席して、Black Combatのイベントとしての規模が大きくなっていることを感じますか。
「そうですね。どんどんイベントが話題になっていて、今回から某大手企業がスポンサーにつくみたいで、それも話題になっていましたね。そういう部分でもイベントが徐々に大きくなっていることを感じます」
――駒杵選手自身はベストグラップラーに選ばれたことをどうのように感じていますか。
「評価していただいているのはうれしい反面、MVPも取れるかなと思っていたので、そこにはまだ足りなかったんだなと思います(笑)」
――試合としては1月のガブリエル・ホドリゲスとの防衛戦では一本勝ちという結果でした。あの試合を振り返っていただけますか。
「相手はストライカーなんですけど、ブラジル人選手ということもあって、グラップリングや柔術もできる選手だったかなと。そういう意味で今まで戦ってきた相手よりも組みへの対応は出来る選手だったと思います。実際に1R序盤にスクランブルの展開になった時に相手も結構ぐるぐる回ってきて、反応や対応が良かったなという気はしました」
――駒杵選手としては組んでアタックを続けていれば、いつか崩せるという手応えはありましたか。
「そうですね。いつも通りそんなに力も使わずにテイクダウン出来たし、そこはもう体が覚えているというか。相手に壁を背負わせたところの攻防で色々な小さい技術を使っていて、それが上手くいって相手を自分の型にはめていけたと思います」
――試合を見る度に駒杵選手の戦い方が確立されていて、そこに新しい技術がプラスアルファされている印象です。
「ありがとうございます、僕自身も練習ごとにアップデートされている感じがあるので、それが試合に出ているんだと思います」
――そして今回はウ・ソンフンと対戦が決まりました。次の挑戦者としてソンフンが来ることは想定されていましたか。
「はい。元々ONEにいた選手で実力もありますし、ONEからBlack Combatに来た時点でタイトル戦をやらせたいんだろうなと思っていました」
――いちファイターとしてソンフンの印象は?
「ONE時代に僕の友人でもある(若松)佑弥にKO勝ちしている試合が一番印象的で、あの時は佑弥も体調があんまり良くなかったと思うんですけど、それでも佑弥をKOしたことは印象に残っています。そういうストライカーがいるんだなと思った記憶があります」
――ホドリゲス戦後に「ソンフンはキム・ソンウンといい勝負をしていたので、俺には勝てないと思います」という言葉もありました。あの試合を見てソンフンの実力は見えた印象ですか。
「ソンウンとやった試合を見て、結構いい勝負をしていたんですけど、あまりあの試合は参考にならない感じがしています。それよりも2年前くらいなんですけどONEの試合の方が参考になるというか。ONEで負けた試合を見ると、テイクダウンされて、そのままずっと抑え込まれて判定負けしているんですね。そういう部分では(1月に戦った)ホドリゲスと比較すると寝技やグラップリングの対策がどうなの?と思いますね」
――ソンフンのBlack Combatの初戦は秒殺KOでしたし、2戦目がソンウン戦ということを考えると、ONE時代の試合の方が参考になりそうですね。
「そうなんですよ。(Black Combatでは)グラップラーともやっていないので、最近の試合では分からない部分があります」
今のPFLとRIZINの関係性じゃないですけど、ああいった形ができたら
――ただし今の駒杵選手からすると、いい意味で相手関係なく、自分のスタイルを貫いて勝つことがテーマになっていますよね。
「はい。僕自身は今まで通りの試合をしてフィニッシュすることが理想なので、そこを目指して戦おうと思います」
――Black Combatの王者として確固たる地位を築いている駒杵選手ですが、今回の防衛戦ではどのような試合を見せたいと思っていますか。
「防衛を重ねていけば自分の評価も上がると思うし、出来ればフィニッシュして勝って4度目の防衛を成し遂げたいです」
――今回は元ONEのソンフンを挑戦者に迎える形ですが、色々な団体からBlack Combatに選手が来て、それを迎え撃っていきたいという考えはありますか。
「はい。やはり自分も強い選手に挑戦していきたいですし、色々な調整が必要だと思いますが、Black Combat以外にも出てみたい気持ちがあります。今のPFLとRIZINの関係性じゃないですけど、ああいった形ができたらいいですよね」
――団体間のやり取りは簡単な話ではないと思いますし、今度どうなっていくかは分からないですが、一ファイターとしては結果を残し続けて自分の価値を高めることを続けていきたいですか。
「そうですね。僕みたいな選手は負けると価値がなくなっちゃうと思うので、これからも勝ち続けて『フライ級だったら駒杵とやらないと強いとは言えない』と言われるぐらいの選手になりたいです」
■視聴方法(予定)
7月26日(日)
Part.2 午後6時~Black Combat YouTubeメンバーシップ
Part.1 午後2時~Black Combat YouTubeメンバーシップ
■ 対戦カード
【Part.2】
<フェザー級/5分3R>
ヴィクトル・ウゴ(ブラジル)
キム・テキュン(韓国)
<Black Combatフライ級選手権試合/5分3R>
[王者]駒杵嵩大(日本)
[挑戦者] ウ・ソンフン(韓国)
<フェザー級/5分3R>
イ・ドギョム(韓国)
レオナルド・ジニス(ブラジル)
<バンタム級/5分3R>
キム・ソンウン(韓国)
シン・チャンヒョン(韓国)
<フェザー級/5分3R>
シン・スンミン(韓国)
フラービオ・サントス(ブラジル)
<ヘビー級/5分3R>
キム・ミョンファン(韓国)
ヒシャルジ・ジャコービ(ブラジル)
<ライト級/5分3R>
ムン・ギボム(韓国)
アリ・ガジエフ(ロシア)
<87キロ契約/5分3R>
フーアン・サンチアゴ(ブラジル)
チェ・スンテ(韓国)
【Part.01】
<ヘビー級/5分3R>
ジョン・セユン(韓国)
エンフジン・ウネンフー(モンゴル)
<ミドル級/5分3R>
パク・ジョンミン(韓国)
ガントルガ・ガルサンドルジ(モンゴル)
<ウェルター級/5分3R>
ジン・テホ(韓国)
ブレンゾリグ・バットムンク(モンゴル)
<ライト級/5分3R>
パゥ・オジン(韓国)
ガントゥムル・エルヘムトゥル(モンゴル)
<フェザー級/5分3R>
ソン・ユンチャン(韓国)
ソドノムドルジ・プレブドルジ(モンゴル)
<バンタム級/5分3R>
パク・ソンジュン(韓国)
バトイテゲルト・シジルバートル(モンゴル)
<フライ級/5分3R>
ユン・ホユン(韓国)
バヤンドゥーレン・ガントゥムル(モンゴル)


















