【Gladiator030】久保健太が初の国際戦Vへ、パク・チャンピンと。オトゴンバートルのRoad to UFCはなし!!
【写真】試練の3連敗の経験を生かす試合が巡ってきた (C)MMAPLANET & GLADIATOR
18日(火)、Gladiatorから4月6日(日)に大阪府豊中市176BOXで開催されるGLADIATOR030で久保健太とパク・チャンピンのフライ級3回戦が行われること発表され、本戦18試合=プレリミ11試合&メイン7試合でカードが出揃った。
Text Manabu Takashima
久保健太は過去4戦中3試合でグラジではチェ・ドンフンとオトゴンバートル・ホルドバートル、さらにBreakthroughでチョ・ジュンゴンと3連敗を喫している。とはいえ最初の2敗はRoad to UFC優勝者と、モンゴルMMAの将来といえる現Gladiatorフライ級王者に喫したものK-MMA界の10代の希望の星には、打撃で盛り返す場面も見せていた。
さらに1月のGLADIATOR028では井口翔太との打撃戦を制し、連敗をストップしている。そんな久保と対戦するパク・チャンピンはキャリア4勝5敗で、昨年の久保ではないが現状3連敗中のファイターだ。久保としてはフライ級トップ戦線で戦うために落とせない一戦となる。
リリースに寄せられた両者のコメントは以下の通りだ。
久保健太
「前大会GLADIATOR029に続いて、今大会も試合オファーを頂きありがとうございます。そして今大会GLADIATOR030大会の対戦相手が海外の韓国人選手であると聞きました。前回大会では勝利したものの、それまで海外選手との試合では唯一の連敗をしていることから、その穴埋め傷口をふさぐではないけど、自分の中で海外の選手と戦いに勝利したい気持ちも大きいことから、一つ返事で今大会を受けさせて頂きました。また、若い選手で試合経験の数もこなし実績ある選手であることもわかりました。ここでしっかりと勝利し連勝はもちろん、この年齢でも若い選手に勝って格闘技ファンの全てに、まだまだ格闘技ができることで魅了したいと思います。KO勝利を狙って大会を盛り上げていきますので、皆さん応援の程宜しくお願い致します」
パク・チャンビン
「はじめまして。パクです。相手の情報をみたら結構年配の方ですね。この試合を最後にして引退を考えたらどうですか。
熱い試合をしましょう。ありがとうございます」
なお、そのグラジのフライ級の頂点に立つオトゴンバートルだが、1月にベルトを巻いた時点でRoad to UFC出場を目標としていたが、なんと出場条件となるキャリア6戦に戦績が至らず(※5勝0敗)UFCへの登竜門で戦うことはできなかったという。
今後、オトゴンバートルがどのようなプロセスを経て世界最高峰を目指すのかは伝わってこないが、現時点では4月25日(金・現地時間)にウランバートルで行われるMGL-1FCで戦うことが予定されているそうだ。
またシャンダスMMAの盟友のシンバートル・バットエルデネはもともと日本でキャリアアップを考えており、Road to UFC出場の意向を持っていなかったという。そしてシンバートルも4月のMGL-1FCに出場し、バンタム級王座決定戦に挑むという。体重オーバーで暫定のベルトを巻くことができなかったシンバートルがMMA初戴冠を母国大会で実現させることができるのか。
J-MMA界で、モンゴルの強さを見せつけたオトゴンバートルとシンバートルの2025年の動向はきになるところだ。