【Breakthrough Combat03】上田将年、ジュンヨンのジャブ・右カーフの距離を崩せずに判定負け

2025.02.26

【写真】ジュンヨンが自分の間合いをキープし、終盤は攻撃のヒット数も増やしていった(C)MMAPLANET

＜フライ級／5分3R＞
イ・ジュンヨン（韓国）
Def.3-0:30-27.30-27.30-27.
上田将年（日本）

上田が小さく動いてワンツーとロー、ジュンヨンもローを返す。上田が右ハイを蹴るが当たらない。上田はジュンヨンのローをかわしながらじりじりと距離を詰めて右ハイ、ジュンヨンも右ミドルを蹴り返す。細かくフェイントをかけあう展開が続き、上田が思い切って踏み込むと、ジュンヨンはステップでかわす。ジュンヨンは下がりながら左フックと左右のロー、上田は前にこそ出るものの手数が少ない。逆にジュンヨンは右ローを当て、スイッチして左ミドルを蹴る。上田がワンツーを見せるが距離は遠く、ジュンヨンが右ミドルを当てた。

2R、上田が右ハイ、ジュンヨンが右カーフを返す。距離が離れるとジュンヨンがジャブからインローと左ミドル、このラウンドはジュンヨンが積極的に前に出る。上田も前に出ようとするが、ジュンヨンは右カーフを当て、ジャブで自分の間合いをキープする。上田がインローを蹴って前に出ると、ジュンヨンは前蹴りで距離を取って上田の前足に左右のローを集める。ジュンヨンが右ローを細かく当てて左右のミドル、上田が右ミドルを当てるが追撃がない。残り1分、前に出る上田がかけ蹴りを見せるが当たらない。終了間際にジュンヨンがスピニングバックキックを蹴るが、大きな展開の変化はなくラウンドが終わった。

3R、ジュンヨンがジャブからインローと右カーフ、上田が前に出ると左フックを返す。上田が右ストレートから前に出ようとするが、ジュンヨンはそれに右ミドルを合わせる。レフェリーからアクションのコールがかかり、上田が左ミドルを蹴る。ジュンヨンはペースを崩さずに右カーフを蹴り、ジャブで距離をキープする。上田は左フックで飛び込むが、ジュンヨンがバックステップでかわし、サークリングしながら右カーフを蹴る。ジュンヨンは組みつく上田に右のテンカオを突き差してテイクダウンの攻防に持ち込ませない。試合がスタンドに戻るとジュンヨンがジャブと右カーフを蹴り、逆に上田の右ミドルをキャッチしてパンチを放つ。さらにジュンヨンは右ミドルを当て、試合終了となった。