【WEC52】計量終了 水垣、ユライア戦も「普段通り戦う」
11日(木・現地時間)に開催されるWEC52「Faber vs Mizugaki」の公開計量が、10日(水・同)にラスベガスはザ・パールで行われた。第4試合に出場するザック・ミッケルライトが3ポンドオーバーで再計量となったが、規定の1ポンドオーバーに収め、無事出場全22選手が計量をパスしている。
セミファイナルで対戦するハビエル・バスケスと、チャド・メンデスが笑顔で顔を突き合わせた後、メインでユライア・フェイバーと対戦する水垣偉弥が登場。両手を広げ、息を止めるようにスケールに乗ると、規定内の136ポンドで無事計量を終えた。
一方、MMAでは初めてバンタム級で戦うユライアは、ヴァグネイ・ファビアーノ戦に挑む同門のジョゼフ・ベナビデスと同じように、一体感を示すかのようにヘアバンドをして舞台に上がり、水垣同様135ポンドでパス。直後にスポーツドリンクを飲み干した。
ユライアというワールドクラスのファイターと戦うのに、何か特別な対策はあるかと司会者に尋ねられた水垣は、「特別なことはない。勝つことを目指すのはいつも同じで、例えユライアであろうが、チャンピオンであろうが、誰とでも普段通りに戦って勝利を目指す」と返答。
ユライアは、「グレート・フィーリング。もう準備はできている。待ちきれない。ミズガキはグレート・オポネントだ」と、体調の良さをアピールした。WECイチの人気者ユライア越えを果たせば、2度目のタイトル挑戦も見えてくる水垣、その“痛すぎる”拳が炸裂することを期待したい。
来年からUFCとの一本化が決まったWEC 2009年ベストバウト=WEC世界ライト級暫定王座決定戦ベン・ヘンダーソン×ドナルド・セラーニ&WEC世界バンタム級選手権ミゲール・トーレス×水垣偉弥 他、2008年-2009年のベストファイトを完全収録! [詳細はコチラ]
■WEC52計量結果は以下の通り
<バンタム級/5分3R>
水垣偉弥:136ポンド(61.6キロ)
ユライア・フェイバー:136ポンド(61.6キロ)
<フェザー級/5分3R>
チャド・メンデス:145.5ポンド(65.9キロ)
ハビエル・バスケス:146ポンド(66.1キロ)
<フェザー級/5分3R>
フランシスコ・リベイラ:146ポンド(66.1キロ)
エリック・コク:146ポンド(66.1キロ)
<バンダム級/5分3R>
ジョセフ・ベナビデス:136ポンド(61.6キロ)
ヴァグネイ・ファビアーノ:136ポンド(61.6キロ)
<バンタム級/5分3R>
デメトリオス・ジョンソン:135ポンド(61.2キロ)
ダマッシオ・ペイジ:136ポンド(61.6キロ)
<フェザー級/5分3R>
ハファエル・アスンソン:146ポンド(66.1キロ)
LC・デイビス:146ポンド(66.1キロ)
<ライト級/5分3R>
アンソニー・ジョクアーニ:156ポンド(70.7キロ)
エドワード・ファーロロット:154ポンド(69.9キロ)
<ライト級/5分3R>
ザック・ミッケルライト:156ポンド(70.7キロ)
ダスティン・ポワリエ:155ポンド(70.3キロ)
<バンダム級/5分3R>
クリント・ゴドフレー:136ポンド(61.6キロ)
マイケル・マクドナルド:135ポンド(61.2キロ)
<フェザー級/5分3R>
カブ・スワンソン:145ポンド(65.7キロ)
マッケンス・セミザール:145ポンド(65.7キロ)
<フェザー級/5分3R>
ブランドン・ヴィッシャー:145ポンド(65.7キロ)
イーブス・ジャボウィン:145ポンド(65.7キロ)