【Road to UFC2024Ep02】河名マスト、渾身のバックコントロールでソン・ヨンジェに削り勝つ
<Road to UFCフェザー級準々決勝/5分3R>
河名マスト(日本)
Def.3-0:30-26.29-27.29-27
ソン・ヨンジェ(韓国)
河名がダブルレッグから組んで、両差しでヨンジェをケージに押し込むここから河名がテイクダウンを仕掛け、背中を見せて立ち上がるヨンジェのバックにつく。ヨンジェが正対すると、河名は左腕を差してケージへ押し込み。ダブルレッグに入ってテイクダウンする。
ヨンジェが背中をつけずに立ち上がると、河名はしつこくバックコントロールしてテイクダウする。ヨンジェが亀になると河名はパンチをコツコツと入れ、ヨンジェが立ち上がってもテイクダウンする。残り1分でヨンジェが立ってケージを背にして正対。河名は両差しで組んでテイクダウンを仕掛け、残り10秒、腕のクラッチを外して殴る。
2R、ここも河名がすぐにダブルレッグから組み付くが、ヨンジェは離れる。ヨンジェが右ストレートを見せて前に出る。これを嫌ってか、河名は半身になるようにケージ内をサークリングする。そこから河名はダブルレッグで組みつき、ヨンジェをケージに押し込んでバックにつく。ヨンジェも腕のクラッチを切りながらスピニングバックエルボー。これをもらう河名だったが、すぐに組んで離れ際にアッパーを突き上げる。
試合がスタンドになるとヨンジェが右ストレート。河名がダブルレッグで組んでボディロックでケージに押し込むが、動きが止まってブレイクになる。ヨンジャがジャブから右ストレート、下がる河名がシングルレッグで組むがテイクダウンできない。逆にヨンジェは河名の右フックを空振りさせて右ストレート、そして右の前蹴り。下がる河名が必死にダブルレッグでテイクダウンするが、ヨンジャがすぐに立つ。
ヨンジェが前に出て左フックをヒットさせると右アッパーと左フックで猛攻。河名がダブルレッグで組みつくと、ヨンジェはそこにヒジを連打する。ここもテイクダウンした河名だったがトップキープできない。ヨンジェは右の前蹴りから距離を詰めて連打。河名はヨンジェの左フックに合わせて組んでテイクダウンする。ヨンジェもスタミナが切れか、バックについた河名がヨンジェをケージに押し込む。立ち上がったヨンジェが離れ際に右ヒジを入れると、河名も左の縦ヒジを飛び込んでパンチを連打する。
3R、河名が下がりながら左ミドル、左フック・ストレートを効かせるとパンチで前に出る。たまらずヨンジェがシングルレッグで組みつくと、河名はそれを切ってバックへ。ヨンジェが四つん這いになると、河名は左足を一本フックしてコントロールする。河名はヨンジェが立ち上がると前方に崩し、ヨンジェの動きに合わせて崩す、バックについて殴り続ける。
残り1分、河名は腕のクラッチを外してパンチの手数を増やす。苦しそうな表情を浮かべるヨンジェをハーフネルソンで固定して立たせない。最後は顔を守るだけになったヨンジェを殴り続ける。ここで試合終了となり、河名が判定勝利。2Rにヨンジェの打撃でピンチを迎えなかったが、3Rに渾身のバックコントロールでドミネイトし、1回戦を突破した。