【Pancrase340】初回バッティングで高橋が流血。キム・サンウォンに右カーフを当てるも負傷判定ドローに
【写真】高橋の右目が流血&腫れ、3R開始時点までの負傷判定に(C)MATSUNAO KOKUBO
<フェザー級/5分3R>
高橋遼伍(日本)
Draw.1-1:30-28.29-29.28-30.
キム・サンウォン(韓国)
キム・サンウォンがサークリングから右ローを打ち込む。高橋がプレスをかけ、左ミドルから右カーフキックを狙うも、キム・サンウォンの右ローが当たる。高橋はキム・サンウォンの左フックに対し、右クロスを打ち下ろした。キム・サンウォンの右ローの打ち終わりに、左右のパンチを浴びせる高橋。左ジャブでキム・サンウォンを下がらせた高橋は、相手の左ジャブに右を合わせていく。
パンチが当たることで、高橋の右カーフも決まり始めた。声をあげてワンツーを放つキム・サンウォンに対し、高橋が右ストレートを狙う。キム・サンウォンは組みついてドライブし、右腕を差し上げてケージに押し込んだ。高橋は右目じりから出血が見られる。そのまま差し合いで初回は終了し、ジャッジ2名が10-9で高橋、1名が10-9をキム・サンウォンにつけた。
2R、キム・サンウォンが前に出て左ハイを見せる。高橋は腫れた右目をガードしている。声を出し続けるキム・サンウォンは、声を出しても打たないというフェイントを始めている。右目の出血を気にする高橋だが、右カーフが当たってキム・サンウォンが下がる。左ミドルからワンツーに繋げた高橋は、さらに距離を詰めてくるキム・サンウォンに右カウンターを浴びせた。
キム・サンウォンにケージを背負わせ、右カーフと細かいパンチを打ち込む高橋。キム・サンウォンが右ショートから組みつくが、ここは高橋が離れた。キム・サンウォンがプレスをかけるも、高橋はサークリングしながらパンチと蹴りをヒットさせる。さらにキム・サンウォンが右跳びヒザを繰り出したが、ここでも高橋がパンチを合わせた。さらに右カーフを見せる高橋は、頭を振って左フックを当てていった。このラウンドはジャッジ2者がキム・サンウォン、ジャッジ1者が高橋につけている。
最終回、開始前に高橋の右目に対してドクターチェックが入り、試合終了が告げられた。高橋の右目の負傷は偶然のバッティングによるものであり、ここまでの判定が行われることが発表された。判定は三者三様のドローとなっている。