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【DEEP Osaka Impact2022#05】杉山廣平を三角絞めで下した柴田“MONKEY”有哉が、KY挑戦アピール!!

【写真】最後はしかり左腕を送って柴田はタップを奪った(C)SHOJIRO KAMEIKE

<フライ級/5分3R>
柴田“MONKEY”有哉(日本)
Def.2R3分24秒by 三角絞め
杉山廣平(日本)

左前蹴りの柴田、右を合わせていく杉山は右ローを決める。さらに右を振るう杉山に対し、柴田は左ミドルもキャッチされる。リリースした杉山が左ボディショット、テイクダウン狙いを切って逆にバックに回る。

柴田の背中をつかせてクルスフィックス状態からトップを取った杉山は、ラバーからオモプラッタに入られる。立ち上がって腕を抜いた杉山は、 クラブライドを許さず前を向きなおす。ガードを取ったままの柴田はローを蹴られた直後に、一瞬にしてレッスルアップからダブルレッグでリバーサル──トップを奪う。

杉山はクローズドからリストを取っていくが、振りほどいた柴田は右エルボー、左右の掌底を打っていく。このまま柴田が上、杉山が下の状態で初回が終わった。

2R、柴田がジャブを伸ばし、杉山は右ミドル。ハイにも前に出てワンツーを打ち、逆に杉山がハイを狙う。柴田のテイクダウン狙いを切った杉山は、ダブルジャブを被弾もジャブを返す。右ミドルを掴まれパンチを許した柴田は、前方回転で足を抜いてキャンバスに寝転ぶ。誘い乗らず杉山が立って待つと、スタンドに戻った柴田にワンツーの右を効かせる。

柴田はダブルレッグからフリップ狙いも、杉山が譲らずトップに。と、柴田は下になると同時にはラバーから三角に入る。立ち上がって腕を譲らない杉山だが、柴田は足を抱えて力をこめる。ついに前方に姿勢を崩した杉山は、頭を引き寄せられタップした。

「この階級で2度挑戦して、ベルトが取れていないです。でも、欲しくて。佐伯さん、大阪でフライ級でタイトルマッチを組んでくれないですか」──とフライ級GP準決勝進出選手の怒りを買いそうなマイクを勝者は決行した。


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