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【DEEP Tokyo Impact2025#04】対抗戦1試合目。杉山がラスカルを三角絞めで仕留めてDEEP代表が1勝

【写真】本人がいう「逆転勝ち」ではなく、しっかりコントロールした末の一本勝ちだ(C)MMAPLANET

<フライ級/5分3R>
杉山廣平(日本)
Def.2R1分52秒 by 三角絞め
ラスカル(中国)

開始早々、ラスカルが左右フックを振るうが、杉山が右ショートをカウンターで入れる。杉山の右ミドルハイをすくい上げたラスカルがトップを奪った。ガードの杉山は左足をラスカルの腰骨に当て、さらにクローズドガードに。ボトムから右腕を差し上げ、ラスカルの左肩をハーフネルソンで固めた。ここは展開できずも、下からガードでコントロールする。ラスカルがスタンドに戻った。

ラスカルが大きく左右のパンチを振り回すなか、杉山がシングルレッグで背中を着かせた。ラスカルは左腕でギロチンに抱えるも、すぐに首を抜いた杉山がラスカルの足を捌いていく。ギロチン対策で頭を上げている杉山が、ガードの中に入ってパウンドを振るう。ラスカルもボトムからヒジと鉄槌。立ち上がった杉山が左のフットスタンプを当てた。

ラスカルはスクランブルへ。シングルレッグで杉山をケージに押し込む。クラッチを切った杉山が離れ、ラスカルにケージを背負わせて右ハイを見せた。杉山の右アッパー、左フックがラスカルの顔面をとらえる。ラスカルも打ち返すが、杉山の左テンカオを食らう。ケージ中央でニータップを切った杉山は、ラスカルのパンチをかわしつつヒザとパンチを当てていった。

2R、杉山が左ハイを見せる。右ヒジを振るうラスカル。ニータップで組んだ杉山が尻もちを着かせ、右へパスを狙う。しかしラスカルがフックガードでディフェンスすると、パウンドを落としながら自ら背中を着けて三角絞めをセットアップする杉山。暴れるラスカルの右腕を伸ばし、さらに頭を押さえて絞め上げ、タップを奪った。

試合後にマイクを握った杉山は「もっと圧勝するつもりだったけど、逆転勝ちみたいになっちゃったのかな。とりあえず良かったです。このあとも対抗戦が続くので、勝ってください」とメッセージを送った。


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