【DEEP Tokyo Impact2025#04】マジシャンの連続スラムを凌いだ鹿志村がRNCを極め、対抗戦はDEEP全勝
【写真】ヒール、三角、腕十字を凌がれても流れるような動きでRNCへ。鹿志村らしい勝ち方だ(C)MMAPLANET
<バンタム級/5分3R>
鹿志村仁之介(日本)
Def.1R3分36秒 by RNC
マジシャン(中国)
サウスポーの鹿志村がガードを固めて右に回る。右ローから右手を伸ばす鹿志村は、左ミドルを放ったあとシングルレッグで飛び込んだ。スプロールされるとアームドラッグから引き込み、左足を抱えて外ヒールへ。こだわらずトップに回った鹿志村は、右にパスしてサイドで押さえ込む。
ニーインザベリーに移行し、ブリッジしたマジシャンに三角絞めをセットアップ。背中を着けた鹿志村がマジシャンの右腕を引いたあと、頭を引きつける。ここからマジシャンがスラム2連発。鹿志村はマットに叩きつけられるも足のフックを外さない。
鹿志村が腕十字に切り替えて完全に腕が伸びたかに見えたが、耐えたマジシャンが腕を抜いてパウンドを落としていく。鹿志村はマジシャンの右足を外ヒールで捕らえてスイープした。マウントを奪取するとマジシャンがブリッジ。鹿志村がバックマウントを奪い、ボディトライアングルで固めてRNCでタップを奪った。
この結果、対抗戦はDEEPの全勝に。鹿志村は「メインイベンターとして、対抗戦の大将として勝てたことに安心しています」と挨拶し、座り込んで「最初の腕十字は極まったんじゃないかと思ったけど、極め切れなかったです。でも諦めずに狙い通りRNCで。自分の課題も見つかった試合だし、とにかくメインの赤コーナーで勝つことができたっていう経験に一番感謝したいです。これからも俺たちのやり方で勝ち進んでいくので、応援よろしくお願いします」と笑顔を浮かべた。