【UFN213】パク・ジュンヨン、巧妙にバック奪取しホームズをRNC葬──UFCで5勝目挙げる
<ミドル級/5分3R>
パク・ジュンヨン(韓国)
Def.2R3分04秒by RNC
ジョセフ・ホームズ(米国)
ジャブを伸ばすホームズが右を見せて、右ローを決める。ジャブの差し合いで、打ち負けたパクは距離を取り直す。鋭い左右のローを入れたホームズは、パクのステップインもカウンターを打っていく。パクはアイポークがあっても試合を続けたが、レフェリーがブレイクを命じる。再開後、右を当てたホームズが右ボディから左ミドルへ。これをキャッチして離したパクが、ワンツーで前に出る。圧を掛け、蹴りのタイミングでテイクダウンを奪ったパクがスクランブルでバックへ。
ホームズは手首を掴んで防御するも、ハーフの形で背中を伸ばされそうになる。両足をフックしたパクが、左腕を喉下に入れパームトゥパームも極めきれない。残り30秒で胸を合わせたホームズが、逆にスクランブルでバックを制して後方からパクを殴る。足のフックが外れたタイミングでパクが胸を合わせに行き時間となった。
2R、ローから右ストレートをヒットさせたホームズ。組んだパクはバックに回り、ヒザ裏を蹴りながら自ら尻もちをついてグラウンドに持ち込む。両足をフックし、上を向いたホームズからマウントを取ったパクは3/4ガードで背中に回る。絞められないよう上を向こうとすると、またもマウントを取られたホームズは下を向いてRNCを耐える展開に。
上を向いてマウント、殴られて下を向くという流れで両足をフックされたまま背中を伸ばされたホームズはパンチを連打される。余裕をもってRNCを仕掛けたパクがオクタゴン5勝目を挙げた。