＜ミドル級／5分3R＞
イクラム・アリスケロフ（ロシア）
Def.3-0:30-27.30-27.30-27
パク・ジュンヨン（韓国）

パク・ジュンヨンの右カーフをチェックしたアリスケロフが、左の前蹴りを繰り出す。これが急所に入り、試合が中断する。すぐに再開され、アリスケロフがボディストレートに続きジャブを繰り出す。パク・ジュンヨンが右を当て、カーフ。続いて右を再び入れる。アリスケロフは左ボディストレート、近い距離で組んでヒザをボディに突き刺す。圧を掛けるアリスケロフが左ハイ、パク・ジュンヨンは左ジャブを被弾する場面が増える。

左ボディを入れたパク・ジュンヨンは、ジャブの差し合いからボディを受ける。アリスケロフはジャブを入れ、右に繋げる。パク・ジュンヨンが右カーフ、残り１分20秒でアリスケロフがダブルレッグでテイクダウンを決めてバックに回る。後方から殴ったアリスケロフはリリースした直後にシングルレレッグでテイクダウンを決め、ここもバックへ。パク・ジュンヨンは胸を合わせて離れる。残り10秒、大きな動きはなくアリスケロフが初回をリードした。

2R、ジャブを伸ばすパク・ジュンヨンが、右カーフを蹴る。さらに右オーバーハンド、ジャブで前に出ると左ボディから右をヒット。アリスケロフは首相撲からヒザを放った際にスリップするが、すぐに立ち上がる。左フック、左ハイ、右ストレート、そしてジャブを入れたアリスケロフの前蹴りが急所に入ったとパク・ジュンヨンはアピール。「違う」と不満気味なアリスケロフが、再開後に右オーバーハンドをヒットさせ、ショートのコンビへ。打ち負けないと前に出るパク・ジュンヨンは、ダブルレッグで倒される。ケージを利して立ち上がろうとするパク・ジュンヨンはシングルレッグで再びグラウンドに持ち込まれる。

ワンレッグ・マウントで殴るアリスケロフ。右カカトを取られ、左足が抜けないパク・ジュンヨンだが残り30秒で立ち上がると、ダブルレッグを切ってがぶる。離れたアリスケロフに右フックから左をパク・ジュンヨンが当てて時間となった。

最終回、前に出るパク・ジュンヨンがワンツーから右アッパー。ここから組んでボディロック、スピニングバックエルボーを空振りしたパク・ジュンヨンだが、疲れたアリスケロフのダブルレッグを切り、左ボディから左フックを決める。アリスケロフはダブルレッグからバックに回るとワンフック&クレイドルでグラウンドへ。

パク・ジュンヨンは立ち上がって胸を合わせ、離れるとボディを殴る。アリスケロフが顔面にヒザを入れても、パク・ジュンヨンは前に出て殴られても殴り返す。打撃では劣勢といっても良いアリスケロフだが、再びダブルレッグでテイクダウンを奪取するとバック&ボディトライアングルへ。勢いのあるパンチを入れ、絞めを狙うアリスケロフ。パク・ジュンヨンは必死で暴れるが、背中を取られた状態が続く。最後までバックグラブから逃れることができなかったパク・ジュンヨンは、0-3で敗れた。

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