【UFC321】残念。ガンヌのアイポークで王者アスピナルは続行不可能——初回、ノーコンテストに
<UFC世界ヘビー級選手権試合/5分5R>
トム・アスピナル(英国)
NC 1R4分35秒
シリル・ガンヌ(フランス)
グローブタッチから、サウスポーのガンヌに対しアスピナルが右を伸ばす。左ショートを返すガンヌにアスピナルは右ミドル。ガンヌの右関節蹴りをすくって、やはり右を打ち込んでケージを背負わせた。右に回って回避したガンヌの左ストレートがアスピナルの顔面を捉える。アスピナルは右テンカオからワンツー。ガンヌの左ボディストレートをバックステップでかわしたアスピナルが、ダブルレッグを狙うもガンヌが下がった。互いにジャブを繰り出すなか、ガンヌがバランスを崩したところにアスピナルは右を狙おうと構える。左右に回るガンヌ。アスピナルの右が伸びる。
サウスポーへのスイッチも見せるアスピナル。ガンヌが左ジャブを突くと、アスピナルがより距離を詰めてきた。アスピナルは右ストレート、左前蹴りを放つもガンヌを捕まえられず。ガンヌの右ジャブを受けて鼻から出血が見られるアスピナルだが、ガンヌがオーソドックスにスイッチすると右カーフを当てる。ガンヌはすぐサウスポーに戻し、アスピナルの右をかわして右へ回り続けて左を返した。なおも距離を詰めてくるアスピナルのボディに左ミドル、と同時に左手を開いてアスピナルの顔面を押さえたためにアイポークが発生する。アスピナルはタイムアウトが4分経過したところで、右目をタオルで押さえながら続行不可能とレフェリーに伝え、試合はノーコンテストとなった。














