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【ONE FN03】計量超過リネケルにアンドラジのローブロー、勝者なき王座戦→バンタム級は王者不在に

<ONE世界バンタム級(※65.8キロ)選手権試合/5分5R>
ジョン・リネケル(ブラジル)
NC 3R
ファブリシオ・アンドラジ(ブラジル)

王者リネケルが計量オーバーのため、アンドラジが勝利した場合のみベルトが移動。リネケルは勝利しても王座を剥奪という形式となったメインイベント--明らかにリネケルの体が大きい。

サウスポーでアップライトに構えるアンドラジに対し、リネケルは右ロー。アンドラジがプレッシャーをかけ、アンドラジをケージ際まで下がらせる。リネケルはサウスポーにスイッチ、アンドラジが右ジャブから左ストレートを伸ばす。アンドラジの右ジャブが連発でヒット、さらに左ストレートがリネケルの顔面を襲う。リネケルの左フックをかわしたアンドラジは、右ジャブを打ち下ろしてから右のテンカオをボディに突き刺した。

さらに左ミドルでリネケルを下がらせたアンドラジは、ワンツーでリネケルを追い込んでいく。パンチを顔面にもらったリネケルは、ケージ際まで下がるも、左ミドルハイをブロックしてから組みつき、ボディロックからテイクダウンを奪った。足を利かせてリネケルのパウンドを防ぐアンドラジは、一旦は立ち上がるもすぐにリネケルがグラウンドに戻した。起き上がるアンドラジのバックに回るリネケル。アンドラジはケージに押し込まれながら正対して離れた。

スタンドに戻ると、再び右ジャブでリネケルを追い込むアンドラジ。リネケルの左ジャブもアンドラジの顔面に届いている。アンドラジの左ヒザをキャッチしようとしたリネケルだが、これは掴むことができず。そのままアンドラジがリネケルのパンチをかわし、右ジャブを突き続け、ラウンド終了間際には左ヒザと左ミドルを当てた。

2R、ケージ中央で右ジャブを突くアンドラジ。リネケルが距離を詰めると、右ローから足を使って距離を保つ。そして左ストレートを当て、グラつかせてからサークリングする。リネケルの右フックを強振するも、アンドラジがかわして左ヒザを放った。それに合わせてリネケルが組みつき、ボディロックからテイクダウンする。パウンドをもらいながらも立ち上がるアンドラジ、しかしリネケルが追い立てスタンドでフックを当てていく。

アンドラジは顔面から出血が見られる。対するリネケルも顔面が赤い。距離を詰めてきたアンドラジに対し、リネケルが左右フックを上下に散らし、アンドラジの動きを止める。アンドラジが右ヒジをコンビネーションに織り交ぜると、プレッシャーをかけられるリネケルが再び下がり始めた。リネケルの強振をかわして右ジャブを突き、左ミドルハイを叩き込むアンドラジ。アンドラジがリズムを取り戻し始めた。右ジャブから左ストレートをもらったリネケルの右目下が大きく腫れる。

3R、リネケルの右目下に対するドクターチェックはなし。開始早々からリネケルが前に出る。距離を取るアンドラジに組みつき、ケージに押し込みながらダブルレッグで組む。そしてアンドラジの左足に絡みついてグラウンドに引き込もうとしたが、ここはアンドラジが足を抜いて離れた。スタンドではリネケルの右フックをかわしたアンドラジが、右ジャブを突き続ける。さらに左ストレートを当てるアンドラジ。

リネケルは距離を詰め、ボディから顔面へと左右フックを繰り出す。アンドラジはボディに前蹴り。リネケルのボディブローを受けると下がるが、すぐに距離を戻してボディへの蹴りで相手を下がらせる。そして右ジャブの連打から左テンカオをもらったリネケルの動きが止まった。一気に距離を詰めるアンドラジ、しかしケージ際で放ったヒザ蹴りはリネケルの下腹部を捉えてしまった。

試合の流れとはいえ、ローブローはローブローだ。苦悶の表情を浮かべて倒れ込むリネケル。ここでリネケルに回復のための時間が与えられる。リネケルはうずくまりながらファウルカップを外した--。

結局リネケルは試合を再開できず、ノーコンテストの裁定が下る。リネケルは王座を剥奪され、アンドラジはベルトを巻けずに終わるという、何とも言えない結果となった。


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