【DWCS2022#07】ペトリーノ左フックKOでUFCへ。ボンフィム兄弟、ウィリアムスも契約なる
【写真】文句なし、UFCと契約を決めたペトリーノ(C)Zuffa/UFC
<ライトヘビー級/5分3R>
ヴィトー・ペトリーノ(ブラジル)
Def.2R3分36秒by KO
ホドウフォ・ベラート(ブラジル)
ベラートの前進に左を合わせたペトリーノが、右アッパーで前に出る。ペトリーノは引き続きワンツーから左ボディフックを決め、コンビネーションを顔面に入れる。シングルを切られたベラートは引き込み、ハーフガードもペトリーノは潜らせない。ベラートはハイガードから三角絞め、足を組み替えて絞めていくがペトリーノは立ち上がってスラムで解除する。
それでもクローズドを取り直したベラートだが、パンチの連打で腰を切って腕十字へ。苦も無く腕を抜いたペトリーノは、スタンドで待ち受け左右のフックをベラートに打ち込む。息を整えているか、間合いを測るペトリーノは右ハイ後に右ストレートを被弾してダウンする。バックを制したベラートは後方への投げからスクランブルでは、スタンドで背中に飛び乗る。両足をフックし、寝技に持ち込んだベラートが肩固めに移行しようした刹那、反転して上を取ったペトリーノが強烈な勢いで左を打ち下ろす。左腕を差して、密着してきたベラートを殴ったペトリーノ、ローラーコースターのような上下のあるラウンドが終わった。
2R、ワンツーから蹴りを交えて前に出るペトリーノに、ベラートがボディを打って組みつく。ダブルレッグをネルソンで耐えるペトリーノは、ワキを潜られバックを許す。キムラから向き合うペトリーノ、ベラートが離れるとワンツーからスリーをヒットさせる。頭を振ってかわすベラートだがアッパーから左フックのコンビを被弾。ペトリーノは攻めを集中できないが、右ハイを放ちエルボーを見せる。スタミナ配分をしながらも優勢のペトリーノがヒザを入れ、スピニングバックエルボーを空振りしたベラートの顔面を左フックで完全に打ち抜く。
大の字で崩れたベラートにパウンドを打ち込んだペトリーノが、衝撃的なKO勝ちを決めた。
ダナ・ホワイトはテレザ・ブレダーとは「もっと経験を積む必要がある」と契約せず。そしてイズマエル・ボンフィムが契約を果たすと、ダナはカール・ウィリアムスに関して「この試合は好きじゃない。32歳のファイターと毎週契約をすることはないが、カールは10日前に試合を飲んだ。しかも1階級上の試合に。彼にスペジュタクラーなKO勝ちや一本勝ちをしろというのか? カール、フルキャンプをしてUFCで大きな仕事をしよう」と話した。
続いてガブリエル・ボンフィムは兄弟揃ってUFCにファイターに。そしてペトリーノと4選手がUFC行きを決めた。