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【Grachan54】パラエストラCNWの松井斗輝。右ボディ、右ストレート、右のパウンドで松本を倒す

【写真】容赦のないという表現に相応しい打撃で松井がプロ3勝目を挙げた(C)MMAPLANET

15日(日)に東京都港区の品川インターシティホールでGRACHAN54&55が開催された。

J-MMA新時代を告げるようなマッチアップ、重量級の戦い、そしてタイトル戦と今のグラチャンが詰まったダブルヘッダーから──ここではGrahan54で組まれた松井斗輝×松本大輔戦の模様をお伝えしたい。兵庫のグローブ空手の雄=日進会館からボクシングへ。2017年国体少年男子バンタム級3位の実績を持つ──パラエストラCNW期待の新鋭松井が、MMA3戦目でキャリア25戦(※8勝17敗)の松本を相手に確かな拳の攻撃を見せた。


<バンタム級/5分2R>
松井斗輝(日本)
Def.1R4分57秒by TKO
松本大輔(日本)

サッカーパンチ気味に右を入れた松井は、右ボディを打ち込む。さらに右を伸ばし、松本のテイクダウン狙いを切ると蹴り足を掴んで倒して、鉄槌を落とす。

寝技で深追いはせずスタンドに戻った松井に対し、松本は今成ロールも不発に。右を被弾した松本は、ヒザをついて足を取りに行くが松井が離れて掴ませない。

組みつつ引き込む松本は、寝技に付き合ってもらえず打撃を被弾する。それでも松本はカニバサミを伺いつつ、引き込む。ここは暫らくハーフで上にいた松井は、右の細かいパンチを見せた。

松本は左腕を差してディープハーフ&スイープを狙うが、松井がスプロールして耐え、頭を押して足を引き抜く。

打撃戦ですぐに引き込む松本は、右ボディに続く右フックでダウンを喫する。

ここもスタンドで待ち受けた松井は、ワンツーから組んで引き込んだ松本のクローズドガードの中で右を連打すると、残り3秒でレフェリーが試合と止めた。

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