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【PFL2026#08】シェイドゥラエフとの対戦も?! AJ・マッキーが新たな中央アジアの脅威イスブラエフと対戦

【写真】こういうカードが行われているPFLと、RIZINの対抗戦は――ぜひとも見てみたい (C)PFL

23日(木・現地時間)、PFLより6月27日(土・同)にカリフォルニア州サンディエゴのペチャンガ・アリーナでPFL2026#08「San Diego」を開催し、フェザー級マッチ=AJ・マッキー✖サラマット・イスブラエフ戦がカード発表第一弾としてアナウンスされている。
Text by Manabu Takashima

元Bellator世界フェザー級王者で、現在はPFLフェザー級2位のマッキー。3月20日のマドリッド大会でアダム・ボリッチを判定で下している。ボリッチ戦以前のファイトも南アフリカ、2度のサウジアラビアで実施されており、米国で戦うのは2023年11月のBellatorシカゴ大会以来、実に2年7カ月振りとなる。


現在PFLのフェザー級で1位にランクされているPFL2024年シーズン優勝のチムール・カイズリエフが、ダゲスタンのマハチカラで複数の暴漢に襲撃され、肩、手首、胸の5カ所に銃弾を受けながら撃退するという衝撃の報があってから9カ月。命には別状がなかった模様だが、復帰の話は聞かれていないのが現状だ。

(C)PFL

事実上PFLフェザー級最高のポジションにいるマッキーと相対するサラマット・イスブラエフは、29歳のカザフスタン人ファイターでMMA戦績10勝0敗。

PFL初参戦となった今年2月のドバイ大会で2023年PFLフェザー級王者のヘスス・ピネドを初回でクルスフィックス&パウンドアウトしており、一躍注目されるようになったファイターだ。

Alash Prideのライト級王者だったイスブラエフは、10勝の全てでフィニッシュしており、新たに出現した中央アジアの脅威といえる。遠近両レンジでスピニングバックキックを蹴り込み、接近戦では首相撲&ヒザ蹴り、加えて回転数の速いフックを打ち込む。

パンチとテイクダウンの連係も抜群で、テイクダウン後のパウンドは強烈の一言に尽きる。何よりポジション奪取に長けておりサイドやバックからエルボー&パンチは、RIZINフェザー級王者ラジャブアイ・シェイドゥラエフを彷彿させるものがある。

キャリア序盤は対戦相手も経験値が低かったが、ピネド以前にウェルター級の体躯を誇るモンゴルライト級注目株=トール・ナムバンバヤル(※当時6勝1敗。現10勝2敗)と中国のJCKで戦い、僅か111秒ハイキックでKOするなど、クオリティ・オポネントをも、ハイリール・ノックアウトで沈めている。10のフィニッシュ勝利のうち、唯一2Rにもつれこんだムスリム・ヌルマゴメドフ(カビブやウスマンらと血縁関係はない)戦では、右ボディストレートでKOというとんでもない一撃も披露している。

(C)PFL

そんなイスブラエフを母国に迎えるマッキーも、KO勝ちや一本勝ちできるスキルを兼ね備えている。同時に屈強な個体と戦った際には、真っ向勝負でなく相手の光を消してポイントアウトできる。

このインサイドワークに長けている点こそ、マッキーを常に世界第2位と言われる高い次元の大会で、92パーセント以上の高い勝率を残す大きな要因となっている。

それこそホベルト・サトシ・ソウザ戦で見せた強さが、マッキーのマッキーたる所以だ。そして――RIZINとクロスプロモーションが進展すれば、大晦日に対抗戦ということも大いに考えられるPFL勢。今やRIZINフェザー級戦線に於いて、敵なし状態のシェイドゥラエフの対戦相手として、この両者のファイトを視野にいれておいて全く損はない。

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