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【PFL CS2025#02】フェザー級再転向のAJ・マッキー、ダゲスタンレスラーをコントロールし判定勝ち

【写真】レスリングと柔術の融合で、マゴメドフを完全に上回っていたAJ(C)PFL

<フェザー級/5分3R>
AJ・マッキーJr(米国)
Def.3-0
アクメド・マゴメドフ(ロシア)

右ローを蹴ったAJが左ストレートを入れる。マゴメドフは左ハイをキャッチしてテイクダウンを奪うが。AJは三角を狙う。頭を突っ込んで防いだマゴメドフが、ハーフで力強く抑える。

AJは下からパンチも、マゴメドフが胸をつけて抑えパス狙い。AJはクローズドに戻す。徹底して胸を合わせて抑えるマゴメドフに対し、左腕を差し上げレッスルアップのAJ。バック狙いのマゴメドフをダブルレッグで倒しリバーサルを決める。

すぐに立ち上がったメゴメドフをケージに押し込み、離れたAJがエルボーを打つ。マゴメドフは右ストレート、フックを振るうが届かない。AJはジャブを当て、踏み込んだマゴメドフの右を被弾。それでもマゴメドフは、軸が乱れ気味だ。そのマゴメドフがワンツーから組むが。離れたAJは左ミドルを蹴り抜いた。

2R、すぐにシングルレッグに出たマゴメドフ。足を抜いたAJはケージに押し込まれが、バックを譲らず小手投げを狙う。体を入れ替えたAJは、バックに回ると前方にスラムして両足をフック。アゴの上からRNCを狙う。リストを掴んで防ぐマゴメドフだが、後方から殴られ胸を合わせることができない。

AJはバックコントロールに移行し、立ち上がったマゴメドフが正対。ダブルレッグにマゴメドフがケージを掴み、レフェリーが注意を与える。残り15秒で離れた両者、ここも左ミドルを蹴ったAJだが、マゴメドフがキャッチしてケージに押し込みラウンドが終わった。

最終回、ハグで試合を再開させた両者。AJがスピニングバックキックを足に見舞う。マゴメドフはシングルレッグでドライブ。ハイクロッチをスイッチから、アンクル・コントロールのAJだがトップを譲る。

と、クローズドから前方にマゴメドフを送ったAJは、トップを取りに来たマゴメドフに三角をセットしていく。ここから腕十字に移行したが、防いだマゴメドフがトップをキープ。AJはスイープを決め、起き上ろうとしたマゴメドフをアナコンダに捕らえる。さらにバック狙いに移行したAJは、RNCをセットしつつワンフックで背中を取り切り、両足をフックして背中を伸ばさせる。

必死に仰向けになったマゴメドフだが、AJはRNC狙いからエルボーに切り替え、最後まで攻め続けてタイムアップに。結果は3-0で勝利し、フェザー級再転向で圧倒的なパフォーマンスを見せたAJは「145ポンドで俺は世界最強だ。体調も最高だった。より強く、よい速く、より成長して戻ってくる」と話した。


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