【PFL CS2025#02】レスリング&打撃でやり合った泉だが、支配はできず。ゼニュコフに0-3で下る

2025.07.20

【写真】しっかりと勝負ができたうえでの敗北だった(C)

＜ライト級／5分3R＞
マカシャリブ・ゼニュコフ（ロシア）
Def.3-0:30-27.30-27.30-27
泉武志（日本）

ヌルマゴをコーナーに帯同したゼニュコフ。パンチを見せつつ、即組んだ泉が両ワキを差す。続いて左ワキを潜ってバックについた泉は、後方から左のパンチを打つ。

リストを取ったゼニュコフは正対しつつシングルレッグでテイクダウンを決めると、泉はケージ際まで移動する。スクランブルでバックに回ったゼニュコフが、ボディロックで後方にテイクダウン。キムラを仕掛けた泉が、背中を預けて立ち上がる。

ゼニュコフは後方から蹴りを狙うが、泉は正面を向いて間合いを取った。右を伸ばす泉はジャブを被弾しても前に出る。ジャブから右の泉をシングル&足払いで倒したゼニュコフに対し、泉がニンジャチョークを狙うがすっぽ抜ける。ボディロックで背中をつかせにかかるゼニュコフが、泉を立たせてシングルで倒したところで時間に。

2R、ダブルジャブ&右を振るう泉は、右を被弾。ゼニュコフはさらに右をヒットさせると、泉のステップインにパンチを合わせていく。左フックから右を打つ泉はシングルも、ゼニュコフがバックステップで切る。右、続いて左を当てたゼニュコフに対し、ダブルレッグを決めた泉。

倒されながら、泉を前方に送ったゼニュコフは、スクランブルでシングル&ダブルの連係でトップを取る。泉はバックを許す。ゼニュコフは両足をフックして、背中を伸ばしにかかる。フックされた足を手で外し払い、一瞬マウントを取られた泉は、シングルでレッスルアップしケージにゼニュコフを押しこむ。ダーティーボクシングの攻防から離れた泉はワンツー、ゼニュコフが左で迎え撃った。

最終回、すぐにクリンチでケージにゼニュコフを押し込んだ泉は、シングルレッグ。大内狙いのゼニュコフに対し、巧にバックに回った泉。しかし、ゼニュコフは正対するとシングルでテイクダウンを決める。スクランブルでバックを取ったゼニュコフは、前方に泉を崩して、再度バックへ。キムラ狙いの泉は、解いて正対。残り半分、離れて試合が打撃の間合いになると泉はテイクダウンのフェイクを見せる。

ゼニュコフはつられず。左ジャブ。さらにスイッチキックでヒザを蹴り込む。泉はクリンチに持ち込むとバックに。背中に飛び乗るが、落とされて下になった泉が逆に背中を譲る。正対してダブルレッグを決めたゼニュコフは、泉のファンクロールを潰して右のパンチを打っていく。足首をリリースした泉は、足を戻すもゼニュコフが立ち上がりタイムアップを迎えた。