【UFC269】打撃戦から一転、オリヴェイラがポイエーをRNCで斬って落とし世界王座初防衛に成功
<UFC世界ライト級選手権試合/5分5R>
シャーウス・オリヴェイラ(ブラジル)
Def.3R1分02秒 by RNC
ダスティン・ポイエー(米国)
サウスポーのポイエーに対し、右ヒザを繰り出したオリヴェイラ。そのままケージに詰めていくが、ポイエーは右でオリヴェイラからフラッシュダウンを奪う。至近距離で首相撲に持ち込むオリヴェイラだが、、ポイエーはオリヴェイラを引きはがす。ダーティボクシングから、ヒザを突き刺すオリヴェイラ。さらに左ジャブから左ヒザを当てる。ポイエーの左ストレートをかわしたオリヴェイラは、組み付いてボディロックでポイエーをケージに押し込む。ローリングでグラウンドに持ち込もうとするも、ポイエーも立ち上がる。
ケージ中央で、右ジャブから左ストレートを当てるポイエー。ポイエーの右が当たると、オリヴェイラの動きが一瞬止まる。しかしオリヴェイラも距離が近くなるとヒジを打ち込み、さらに右アッパーを入れていく。ところがポイエーの右フックがヒットして、オリヴェイラがダウン。ポイエーも深追いせず、スタンドに戻る。ポイエーの左ストレートが連続でヒット。オリベイラも左右のパンチを返すなか、オリヴェイラの左フックが当たり、ポイエーもグラつく。しかしパンチのヒット数でいえばポイエーか。左ストレートが幾度もオリベイラの顔面を捉えた。
2R、ガードを固めて距離を詰めるオリヴェイラ。ポイエーは足を使いながら右ジャブを当てる。相手のケージ際に追い込み、組み付いたオリヴェイラは、首相撲からヒジとヒザを入れる。さらにワキを差し上げて投げを打ったが、ポイエーが右のオーバーフックで耐え、反対にオリヴェイラが下になった。しかしオリヴェイラはポイエーの右手を離さずにリバーサル。上になったオリヴェイラがパンチとヒジをポイエーの顔面に落としていく。オリヴェイラの左ヒジが何発もポイエーの顔面に突き刺さる。
フルガードのポイエーに対し、前腕で距離を作ってからヒジを落とし続けるオリヴェイラ。ポイエーは下から抱えるのみで、防戦一方に。会場からは劣勢のポイエーにUSAコールが発せられる。オリヴェイラは立ち上がり、ポイエーの顔面に右のパンチを浴びせていった。
3R、距離を縮めたオリヴェイラが、ボディロックで組み付いてからバックへ。スタンドでバックマウンを奪い、右腕をポイエーの首に回してRNCへ。ケージ際で絞め上げ、ポイエーからタップを奪った。