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【Pancrase325】中島太一が井村塁を左ジャブと右ストレートで圧倒してKO--キャリア10年の初戴冠

【写真】注目の新鋭・井村を完全に圧倒しての戴冠だった(C)MMAPLANET

<暫定バンタム級王座決定戦/5分5R>
中島太一(日本)
2R0分08秒 by TKO
井村塁(日本)

左ジャブを突く井村。中島の左ジャブに対して左ローを返す。中島も左ジャブから右ロー。井村が距離を詰めると、バックステップでかわす。井村は右クロス、中島は井村のガードが空いたところに右ストレートを突き刺し、井村からダウンを奪う。立ち上がるも、フラついている井村。前に出てくる相手に左フックを当てて、ダウンを奪った中島。井村はダブルで切り返すが、中島が上から潰した。立ち上がった中村に対して、井村はシングルで飛び込むも中島はスプロールしてトップへ。

パンチを落とす中島に対して、井村はフルガード。ケージキックから右腕を狙うと、中島は立ち上がった。井村は中島の右足へシングルを狙うも、カットした中島がパンチをヒジを落とす。ケージ中央で、井村の動きに合わせて左ジャブを当てる中島。井村のテイクダウンも全て防ぐ。中島は井村の足首へ右ロー、相手のパンチをかわし、自身の右クロスを当てる。ここで井村はまたもシングルで飛び込むが、カットした中島がパウンドを連打し、井村の動きが止まったところでラウンド終了のホーンが鳴った。

1Rはジャッジ3者とも10-8で中島につけた。

2R開始早々、中島の左ジャブが当たって、井村が腰を落としてマットに手を着く。すかさず中島がパンチの連打を浴びせたところで、レフェリーが試合をストップした。

暫定王座ながら、2011年のプロデビュー以来これが初戴冠となった中島は、「自分の得意なジャブとカーフが当たると思っていて、作戦通りでした。(ベルト獲得は)10年かかっちゃいました。これからパンクラス以外の強いヤツも倒していきたいと思います」と語った。


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