この星の格闘技を追いかける

【ONE FN43】完璧な試合運び。左ジャブ&TD防御から右カーフでガサノフを沈め、タン・カイが王座防衛

<ONE世界フェザー級(※70.3キロ)選手権試合/5分5R>
タン・カイ(中国)
Def.4R2分41秒 by TKO
シャミル・ガサノフ(ロシア)

開始早々、タン・カイが距離を詰めて左ジャブをボディに伸ばす。ガサノフのダブルレッグを切ったタン・カイは、プレスをかけてコーナーを背負わせる。右カーフを受けたガサノフの右がタン・カイの頭部をかすめた。距離を取るガサノフは右を狙いつつシングルレッグで飛び込むも、テイクダウンには至らず。左に回るガサノフに対し、タン・カイが体を振ってプレスをかけ続ける。タン・カイの右ローに合わせてガサノフがシングルレッグで組みに行くも、これもスプロールされてしまう。

タン・カイが右ローを放ったタイミングでテイクダウンを狙い続けるガサノフ。しかしタン・カイのテイクダウン防御力が高い。ガサノフは右を振るうも、タン・カイの前進を止めることができない。一度下がってもすぐに体勢を立て直すタン・カイは、ボディに向かって左ジャブを突き、ガサノフの右をかわす。残り40秒でガサノフがダブルレッグで入るが、これも切られ、タン・カイがワンツーで攻め立てた。

2R、タン・カイが左ジャブを突いて前に出る。やはりガサノフは右ローに合わせてテイクダウンの体勢に入るも届かない。スイッチしてガサノフの前手を押さえるタン・カイ。ダブルレッグを切り、距離を詰めて右ストレートを入れる。タン・カイの右ロー→ガサノフのシングルレッグというパターンは通じず。タン・カイにスプロールされるとガサノフが立ち上がって離れる。左ジャブを突き続けるタン・カイ、ガサノフは右ローのタイミング以外で中に入れないか。タン・カイは右ストレートもボディに伸ばしていく。ガサノフは左フックを空振り。右カーフを入れたタン・カイが距離を取った。ガサノフの右に、左フックを返すタン・カイ。左ハイはブロックされるも、右カーフをヒットさせた。

3R、タン・カイは左ジャブから左ミドル。ワンツーをかわしたガサノフが組みつくも、テイクダウンは奪えない。タン・カイはプレスをかけ続ける。タン・カイの右カーフで遂にガサノフがバランスを崩した。しかしガサノフも右を返す。続いてダブルレッグで飛び込み続けるが、スプロールされる。完全に右カーフが効いているガサノフに対し、タン・カイも強引に攻め込むことはない。ガサノフの左右フックをかわし、ロープを背負わせて左フックを当てる。頭を動かし続けて的を絞らせないタン・カイは、ガサノフのパンチをかわして右カーフに繋げていく。残り1分で狙ったガサノフのテイクダウンを切るタン・カイ。カーフが効いたか、ガサノフがサウスポーにスイッチする場面が増える。終了間際、タン・カイが右ハイを見せた。

4R、ガサノフのワンツーをブロックしたタン・カイは、続くダブルレッグを切ってボディにヒザを突き刺す。ガサノフの右ストレート&左ミドルもブロックしたタン・カイは、頭を振って左ジャブで攻め続ける。右ストレートをボディに入れたタン・カイは右カーフを当てた。ガサノフのワンツーをバックステップをかわし、右カーフを効かせるタン・カイ。フラついたガサノフがシングルレッグを狙うも、容易にスプロールされてしまう。立ち上がったタン・カイが左ヒザを突き上げると、ガサノフもシングルレッグで組んだが、タン・カイが左オーバーフックで切り返してトップを奪う。下から腕十字を狙われると立ち上がったタン・カイが、右カーフでガサノフを沈めた。

左ジャブでコントロールし、テイクダウン防御から右カーフを効かせて仕留める。完璧な試合運びを見せたタン・カイがKOで防衛に成功した。この試合で12回テイクダウンを切ったというタン・カイは「この試合に向けて、相手を研究し、しっかりと練習してきた。カーフが効果的だと準備してきた」と語り、ボーナスもゲットした。


PR
PR

関連記事

Movie