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【UFC269】壮絶な打撃戦--ヌネスに殴り勝ったペニャがRNCを極め、女子世界バンタム級王座を獲得

<UFC世界女子バンタム級選手権試合/5分5R>
ジュリアナ・ペニャ(米国)
Def.2R3分26秒 by RNC
アマンダ・ヌネス(ブラジル)

ともにガードを固めながら、フェイントを入れつつ相手の様子をうかがう。ヌネスが右カーフキックを繰り出したところに、ペニャが右ストレートを合わせに行ったが、ヌネスの蹴りが先に当たりペニャは尻もちを着いた。柔術立ちでスタンドに戻ったペニャに、ヌネスは右のインロー。ペニャもパンチを返すが届かず、ヌネスの右カーフがヒットする。ペニャも積極的にパンチを振るい、当たらずもヌネスの動きが止まる場面も。ヌネスの前蹴りに右を合わせたペニャだったが、さらにヌネスがカウンターで右を合わせて、ペニャに尻もちを着かせた。

ケージ際で足を利かせるペニャ。ヌネスは強引にパスを狙うと、ペニャが右足へシングルを仕掛ける。しかしヌネスは右のオーバーフックから払い腰でテイクダウンし、バックマウントを奪った。右腕でペニャの顔面を絞め上げるヌネス。ペニャはヌネスの左腕を抱えながら、反転してシングルを狙うも、ヌネスがペニャの首を抱えて潰す。ペニャはディープハーフからリバーサルを仕掛けるが、ヌネスがトップをキープする。するとペニャはヌネスの左腕を取り、アームロックの形からスイープを狙う。しかしトップを守るヌネス、お互いにパンチを出し合って1Rを終えた。

2R、ヌネスは右の前蹴り。左ジャブの交錯から、ペニャが中に入ろうとすると、ヌネスは右を打ち下ろす。ペニャはヌネスの左ジャブに右ヒジを被せ、さらにパンチを連打。これがヌネスの顔面を捉える。さらにペニャの右ストレートがクリーンヒット。ペニャが連打を続けると、ヌネスの右ストレート、左ジャブを返す。しかし打ち合いのなかで左ジャブが伸び、続く右も当たるように。反対にヌネスのパンチの精度が落ちる。それでもヌネスが打ち返し、そのパンチがペニャの顔面を捉えるが、ペニャは構わず前に出ていく。

ケージ中央で激しい打ち合いを展開する両者。ペニャの左ジャブが連続でヒットし、さらに左右の連打を放ちながら組み付き、ヌネスをケージに押し込んだ。左ヒザを一発入れて、ボディロックから引き倒したペニャが、すぐさまバックへ。右腕をヌネスの首に回し、絞め上げてタップを奪った。

場内が興奮のるつぼとなるなか、ペニャが世界女子バンタム級のベルトを巻いた。


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