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【TORAO26】首相撲、テイクダウン、リバーサルなど組みの全局面で神田T800周一がキシシを完封

【写真】神田があらゆる組みの展開で圧倒した(C)SHOJIRO KAMEIKE

5日(日)、広島市港区のBLUE LIVE HIROSHIMAでTORAO26が開催され、地元・パラエストラ広島所属の神田T800周一が、京都MIBUROのキシシと対戦した。

Text by Shojiro Kameike

パンクラス、グラジエーター、そして修斗-闘裸男と様々な舞台で戦ってきた神田が、キシシを組みの全局面で完封した一戦の内容をお伝えする。


<フェザー級/5分2R>
神田T800周一(日本)
Def.3-0:20-17.20-18.20-18.
キシシ(日本)

サウスポーの神田が、距離を詰めてきたキシシに対して左ストレートを当てる。パンチをもらいながら組み付いてくるキシシを首相撲に捉えた神田が左ヒザをボディに突き刺すと、キシシも右ヒザを返す。すると神田はキシシをケージに押し込みながら離れた。



キシシがパンチを振るいながらダブルレッグへ。神田はこれをカットするも、続くキシシのシングルで尻もちを着かされる。しかしボディロックに切り替えてきたキシシに対し、左ヒザを軸に反転してでスイープ、トップを奪う。ケージ際で立ち上がるキシシに、首相撲からボディへヒザを突き刺していく神田。キシシも首相撲で応じるが、ケージ際の攻防は神田が制して1Rを終えた。


2R、互いにローで探り合うなか、神田の左ハイがヒットする。下がるキシシをケージ際に追い込んだ神田は、ここでも首相撲に持ち込む。するとキシシは右のオーバーフックで対応するも、神田が両脇を差し上げてボディコントロールからバックに回った。

立ち上がるキシシに、再び尻もちを着かせる神田。スタンドでは首相撲、さらに両ワキを差し上げてテイクダウンを奪うなど、神田がキシシをドミネートして2Rが終了。神田がフルマークで判定をものにし、今年9月のグラジエーターに続き2連勝を飾った。

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