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【TORAO33】神田T800周一、スクランブルの強さを発揮してガッツ・takatoに判定勝利

【写真】しっかりと神田らしさを発揮(C)TORAO

<バンタム級/5分3R>
神田T800周一(日本)
Def.3-0:29-28.29-28.30-27
ガッツ・takato(日本)

サウスポーの神田が右のアウトロー、ガッツも右ミドルとインローを蹴り返す。神田が左のスーパーマンパンチを見せ、やはり右のアウトローを蹴る。ガッツも右ミドルを蹴って右ストレート、右ストレートとインローを蹴る。神田が左インローとミドル、ガッツがインローを蹴る、神田が左ストレートを伸ばし、右の前蹴りを蹴ると、これがローブローとなり、試合が一時中断となる。

再開後、ガッツが左を見せて前に出て右ストレートと右ハイ、神田はそれをかわして二段蹴りを見せる。神田が左のヒザ蹴りを狙うと、ガッツが組みついて、そのままスタンドでバックにつく。神田はガッツの腕のクラッチを下げて、右のバックヒジを入れる。ガッツはバックをとったまま神田の足を蹴る。

神田が正対すると左ロー、左ストレートから組みつく。ガッツはケージを背にして、その際に右ヒジを入れる。距離が離れるとガッツが右ストレートを当て、神田の左ミドルをキャッチしてバランスを崩す。神田はすぐにダブルレッグで組み、立ち上がったガッツはケージを背にしてヒジを入れる。

2R、神田が左ストレートと左ミドル、左ストレートで飛び込む。ガッツも右を見せてシングルレッグに入ると、切った神田がスクランブルで上を取ってバックへ。神田はシングルバックでコントロールしようとするが、ガッツが正対して逆にバックを取り返す。ここからスクランブルになると再び神田がバックを取り返し、立ち上がるガッツの後ろにつく。

ケージを蹴ってグラウンドに持ち込むと、そのまま神田がバックキープする。ガッツが向き直ると、神田が足でガッツの身体を浮かせて立ち上がる。神田は左ストレートと左ミドル、左ストレート、ダブルレッグも見せる。ガッツは神田の左ローを取るようにシングルレッグに入り、神田がスイッチしながら上を取る。神田は中腰のガッツをケージに押し込んでボディにヒザ蹴り、バックに回りつつ肩固めを狙う。

3R、ガッツがインロー、神田は右の前蹴り。神田はガッツが前に出てくるところに右フックを狙う。ガッツが右ミドルを蹴ると、神田は左ストレートを伸ばす。ガッツがヒザ蹴りのフェイントから右ストレート、距離が離れると右ミドルを蹴る。神田も左ストレートを返しつつ、インローと左ミドルを蹴る。ガッツは神田の左の蹴りに合わせて組みついてテイクダウンする。神田は亀になるとガッツががぶる。

ここで神田が上を取って上四方で抑え込む。ガッツも亀になって、神田ががぶってバックへ。ガッツが立ち上がると、神田は左腕を差してケージに押し込んで、細かくパンチとヒザ蹴りを入れる。ここはガッツが神田を突き放すが、神田がダブルレッグでテイクダウンを奪ってトップポジションからパンチを落とす。残り30秒で神田がサイドからマウントへ移行し、腕十字を仕掛ける。裏十字の形になり、ガッツがそれをディフェンスしたところで試合終了となった。

スクランブルの強さを見せた神田が判定3-0で勝利。試合後に「12月に強い若い子(野瀬翔平)に腕を捻られて、もう試合はいいかなと思ったけど、声援が聞きたくてここに来ました。今回メインじゃないのが悔しいです。また来年もやろうよ!」と語った。


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