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【TORAO26】テイクダウンからワンサイド、野瀬翔平が奇天烈からレッグシザースで一本勝ち

【写真】この日のベストサブミッション賞、野瀬翔平(C)SHOJIRO KAMEIKE

5日(日)、広島市港区のBLUE LIVE HIROSHIMAでTORAO26が開催され、セミファイナルに福岡の野瀬翔平が出場し、大阪の奇天烈と対戦した。

Text by Shojiro Kameike

これまで戦ってきた修斗公式戦の多くは、闘裸男興行だった野瀬。対する奇天烈も闘裸男とプロ修斗大阪興行BORDERを中心に戦ってきた選手だ。そんな西日本のフェザー級を担うファイター同士の一戦は、衝撃的な結末を迎えている。


<フェザー級/5分3R>
野瀬翔平(日本)
Def.1R4分36秒 by レッグシザー・チョーク
奇天烈(日本)

左ローを繰り出す奇天烈に対し、野瀬がダブルレッグを仕掛けるもカットされてしまう。しかし今度は奇天烈の右の蹴り足をキャッチしてテイクダウンに成功した野瀬。すぐさま両足を差し込んでバックマウントを奪ったあと、四の字ロックで奇天烈の動きを封じた。

バックから強烈なパウンドで削っていく野瀬。左手は相手に抱えてられているものの、右手のみで相手にプレッシャーをかけ続け、時おり強烈なパンチのヒット音が会場に響く。このラウンド残り1分のところで、四の字ロックを解いた野瀬は両腕を抱えられながら、亀になった奇天烈の頭部方向に回った。



まず左手を抜いてから、右手で相手の右ヒジを押し上げ、左手で奇天烈の右手首を持つ。そのまま腕十字を狙ったが、奇天烈のクラッチが固い。そこで野瀬は相手の右腕を抱えたままレッグシザー・チョークへ。両足で絞り上げ、奇天烈からタップを奪った。

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