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【UFN198】ショーン・ブレイディがキエーサをテイクダウン&バックで下し、15連勝達成

<ウェルター級/5分3R>
ショーン・ブレイディ(米国)
Def.3-0:29-28.29-28.29-28
マイケル・キエーサ(米国)

サウスポーのキエーサが右ジャブから左を伸ばす。ブレイディも右フックを振るうと、アイポークがあり早々に試合が中断する。再開後、キエーサが左を当てる。と、ブレイディの左にキエーサの指が再び目に触れたとして、試合は2度目の中断に。リスタート後、キエーサのジャブを叩くブレイディが、ミドルをキャッチしてテイクダウン。バックに回るも、キエーサはスピニングバックフィストを空振りして正対する。

ブレイディはダブルレッグを決め、スクランブルでバックに回る。ワンフックにも立ち上がったキエーサが胸を合わせて離れる。残り1分、ローに左を合わせたキエーサだが大きく挽回することなく、時間となった。

2R、ジャブを叩くブレイディが右を伸ばす。さらに左オーバーハンドを入れたブレイディに対し、キエーサがワンツーの右を当てる。キエーサが左を当て、続く左にブレイディが右のクロスを打っていく。直後に組んだブレイディがボディロックでケージにキエーサを詰めていく。左腕を差しあげ、ヒザの裏を取りに行ったブレイディだが、耐えたキエーサが体を入れ替えてボディにヒザを入れる。ブレイディはポジションを入れ替えると、ダブルレッグでテイクダウンを決め、スクランブルでバックに回り両足をフックする。キエーサは手首を掴んで耐え、立ち上がろうとしたがブレイディが許さず、両者が笑顔を見せあった。

最終回、キエーサの跳びヒザからクリンチの攻防となり、ケージ際でポジションを入れ替えて離れる。キエーサは左を効かせ、下がったブレイディにパンチを纏め、ヒザ蹴りへ。一旦離れたブレイディは再びパンチを纏められヒザ蹴りにも、ダブルレッグを仕掛ける。キエーサのスイッチを潰してバックを取り切ったブレイディは、ケージキックにも同体で後方回転し、バック&四の字フックをキープする。このまま時間が過ぎ、残り45秒でキエーサがスクランブルから離れ、パンチ、ヒザをボディに入れる。

懸命に組んできたブレイディを払い腰で投げ切ったキエーサが、最後はマウントからパンチを纏める。キエーサは左を顔面に、右を頭部に落とタイムアップに。ブレイディは時間に救われた形となり、ジャッジ3者が29-28をつけて判定勝ち収め、連勝記録を15に伸ばした。


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