【LFA110】堀内佑馬と夢の潰し合い──チャールズ・ジョンソン「人生を変えることができるチャンス」
【写真】堀内佑馬と暫定ライト級王座、そしてUFCへのステップアップを賭けて戦うチャールズ・ジョンソン (C)LFA
5月14日、LFA107。メインイベント。
カムエラ・カークDef.ダニエル・スウェイン
6月5日、UFN189にてマクワン・アミルカーニを相手にオクタゴン初戦を行い判定勝ち
5月21日、LFA108。メイン=LFAミドル級王座決定戦。
グレゴリー・ホドリゲスDef.ジョシュア・フレムド
6月5日、UFC189にてUFCデビュー。ドゥスコ・トドロビッチに判定勝ち
6月4日、LFA109。メインイベント
テレンス・マッキーDef.マイケル・イリザーリ
6月12日、UFC263でのUFC初陣でマット・フレヴォラを07秒でKO
そして──2日(金・現地時間)にオクラホマ州ショーニーのグランドホテル・カジノ&リゾートで開催されるLFA110「Johnson vs Horiuchi」のメインで、堀内佑馬とチャールズ・ジョンソンがLFA暫定フライ級王座を賭けて戦う。
UFCファイターになることを目指し、米国に渡った堀内。対してジョンソンは、米国からタイへ向かいMMAファイターとして幅を広げた。East meets WestとWest meets East、2つのAcross the world。堀内の夢を潰し、自身の人生を変える戦いに挑むチャールズ・ジョンソンにインタビューした。
──堀内佑馬選手とLFA暫定フライ級王座を賭けて戦います。今の気持ちを教えてください(※取材は現地時間の28日に行われた)。
「これから、金曜日まで4日間の減量が始まる。でも、試合に向けてワクワクしているよ。良い試合になるだろう」
──米国のサイトなどによると、チャールズはプーケットのタイガームエタイの所属となっていますが、今回のタイトル戦に向けて、どこで調整してきたのですか。
「タイガームエタイには1年半ほどいたけど、今はミシガン州ランシングのムルシエラゴMMAで練習している。2019年8月にトライアウトに受かってタイガームエタイに在籍するようになってジョージ・ヒックマン達と練習していたんだ。
今ではプーケットは第2のホームだと思っている。タイガームエタイでは凄く良い練習ができていたし……、そういえばセクシー山(秋山成勲)ともトレーニングしたよ。クールで生かした漢だったな(笑)。
本当にプーケットでの生活は楽しかったよ。僕自身はムエタイの試合にも何度か出たし、パンデミック後はボクシングにも挑戦している。なかなかMMAを戦う機会がなかったからね。ONEで戦えないかトライしたけど、うまくいかなかっから、2020年の11月29日に帰国したんだ」
──タイでの経験もあり、チャールズは長身とリーチを生かした遠距離での攻撃だけでなく、組んでも首相撲からのヒザという武器があります。
「首相撲には自信を持っている。タイガームエタイではトップノイ(タイガームエタイ)たちとしっかりと練習していたし、ムエタイというタイの文化が大好きなんだ。厳しいトレーニングを続けて生きている。可能か限り、ムエタイを吸収してきたよ。
僕はまだ素晴らしいムエタイの使い手ではないけど、すごく成長できていると思う。あの1年半という期間で、色々な技術を吸収できた。
7月からタイはワクチン接種をした外国人観光客は、検疫を必要とせずに段階的にだけど、入国が認められるようになる。もう隔離措置もなくなるんだ。旅行客が戻れば、タイの状況も良くなるはず。きっと、今後数カ月でまたタイで練習できるようになると思うんだ」
──またタイに戻って練習したいですか。
「そうだね。環境が整えば、ね。ただ、今はマーシオラゴMMAでUFCを目指して練習している。マーシオラゴMMAのジョアキン・マーシオラゴはラシャド・エヴァンスのコーチをしていているんだ」
──元UFC世界ライトヘビー級王者のラシャドですね!
「そうだよ。彼のMMAの知識は半端ないんだ」
──では改めて堀内選手の印象を教えてください。
「カラテ・ベースで、とてもテクニカルだ。ただし、ボクシングをあまり使わない。彼が試合で見せている以上に、ボクシングは大切だよ。一番の長所は腰が強いところかな。グラウンドから立ち上がるのも力強いよね。重心が重くて、それを寝技にも生かしている。ガードになることもいとわないしね。そういう風にグラウンドの展開を狙ってくるだろう。
きっと良い試合になるよ。僕はリーチを生かして戦う。スタミナに関しては凄く自信があるし、ずっとプッシュし続けることができるだろう。それを可能にする根性もある」
──5分5Rというのは、やはり頭にありますか。
「全く気にしない。僕はニックやネイト・ディアスのように試合が長引けば、長引くだけ強くなるんだ。長い試合になれば、それだけ良いところが出せるだろう(笑)」
──LFAのタイトル戦はベルトだけでなく、UFCへのチケットという点も多いに注目されます。
「どの試合も大切なんだけど、この試合はスバ抜けて重要になってくる。
人生を変えることができるチャンスなんだ。これまで世界を行き来して、自分を磨いてきた。そうやって培ってきたモノを全てつぎ込んで1試合、1試合戦ってきたんんだ。
この試合に勝っても、そこで終わりじゃない。1週間や2週間後にUFCで戦うつもりでいる。LFAの直近3大会のメインで勝利した選手が、ショートノーティスでUFCに出場している。だからチームメイトも『試合に勝ったら、その日は死ぬほど食え。でも次の日からまた練習だ』って言ってくるんだ(笑)」
──フライ級の選手が欠場することを、申し訳ないけど願わないわけにはいかないですね。
「カモーン!! みんなそう願っているに違いない(笑)」
──と同時にUFC首脳は勝敗だけでなく、試合内容もしっかりとチェックするかと思います。
「勝利もフィニッシュも当たり前で、クリーンな攻防でそれを実現させる必要がある。そのうえで、まだUFCの人間が手にしていないモノを見せるんだ。僕にはUFCで戦うだけの力は十分にある。それを周囲が理解できるパフォーマンスを見せるよ」
■視聴方法(予定)
7月3日(土・日本時間)
午前10時00分~ABEMA格闘Ch
午前10時00分~UFC Fight Pass
■ LFA110対戦カード
<LFA暫定フライ級王座決定戦/5分5R>
チャールズ・ジョンソン(米国)
堀内佑馬(日本)
<ミドル級/5分3R>
マルクス・ペレス(ブラジル)
クリスチアーノ・フロウリッチ(ブラジル)
<ミドル級/5分3R>
シビウィケン・オンエネゲシャ(米国)
ヘナート・ヴァレンチ(米国)
<フライ級/5分3R>
クリスチャン・ナティヴィダッド(米国)
ルイス・アギーレ(メキシコ)
<女子ストロー級/5分3R>
ジェケリン・アモリン(ブラジル)
ミーガン・オーウェン(カナダ)
<フライ級/5分3R>
アルペン・グラン(米国)
オスカー・ヘレーラ(米国)