【LFA108】グレゴリー・ホドリゲス、LFAミドル級新王者になり「HBD、ヘンリー&オンラ!!」
【写真】見事な右ストレートでKO勝ちしたグレゴリー・ホドリゲス(C)LFA
<LFAミドル級王座決定戦/5分5R>
グレゴリー・ホドリゲス(ブラジル)
Def.1R2分20秒by KO
ジョシュア・フレムド(米国)
王座決定トーナメント準決勝でブルーノ・オリヴェイラを下したフレムドと、アル・マタヴァオを破ったホドリゲスの間で争われるミドル級王座決定戦。準決勝では揃って初回KO勝ちと勢いに乗っている。
フレムドが左ジャブを伸ばし、ロー。続いて跳びヒザを繰り出す。左に回るホドリゲスに対し、フレムドは右ローを続けて左ミドルを蹴っていく。踏み込みに右のカウンターを狙うフレムドが、ワンツーからスリーを伸ばす。ステップバックしてかわしたホドリゲスは、逆に前に出て右から左、そして右オーバーハンドを決める。
崩れたフレムドのシングルにも、ヒザ蹴りを突き刺したホドリゲスは、右フックから右を打ち込み試合を決めにかかる。懸命に左を伸ばすフレムドに右をヒットしたホドリゲスは、クリンチの攻防になるとヒザを入れてから右エルボーを3発撃ちこんで離れる。
フレムドはそれでもジャブで試合を組み直そうとしたが、ホドリゲスのワンツー・ストレートをモロに受け、真っすぐ後ろに崩れ落ち勝負は決した。
「英語が出てこないよ……。LFAミドル級チャンピオンなんて」と言った新チャンピオンはポルトガル語で何やらメッセージを送り、「蹴ってくることは分かっていた。カウンターの右の練習は凄くやってきたんだ。ビッグマッチだけど、凄くリラックスして戦えた。自信をくれたジーザスに感謝している。ハッピー・バースデー、ヘンリー・フーフト、オンラ・ンサン。これは皆のベルトだよ」と続けた。