【ONE TNT04】4月29日──青木真也✖エドゥアルド・フォラヤンはリードカードに。メインにログログ・イン
【写真】このグラフィックの上にメインのライトヘビー級選手権試合が組まれている。ONE米国進出のロジックが見える?! (C)ONE
20日(火・現地時間)、ONE Championshipの公式SNSより4月29日(木・同)に開催されるONE119:ONE TNT04のラインナップがアップデートされ、なんと青木真也✖エドゥアルド・フォラヤンがメインカードからリードカードに格下げになっていることが分かった。
同大会で青木はセイジ・ノースカットと対戦予定だったが、ノースカットはCOVID19の治療後の後遺症により欠場、同じく対戦相手の秋山成勲が負傷欠場となっていたフォラヤンと戦う。
その青木の試合がリードカードだ。ONEではホームページ上で22日中継のマラット・ガフロフ✖オク・レユンの勝者にエディ・アルバレスが対戦することをアナウンスしており、当然のようにエディの試合はメインカードとなる。
それにしても、まさかの青木✖フォラヤンのリードカード降格により、ヘビー級のウマウ・ログログ・ケニ✖キリル・グリシェンコがTNTライブ中継に加わった。
ONE初陣のとなるグリシェンコは、2019年に母国ベラルーシのミンスクで行われたレスリング欧州選手権グレコ130キロで優勝している猛者だ。特筆すべきは準決勝で世界王者のセルゲイ・セメノフを下している。
セネガル相撲の英雄とグレコ欧州最強の男のマッチアップは、興味深いといえば興味深いのだが、それでもONEライト級の歴史を紡いできた青木とフォラヤンの一戦がメインカードを外れるのは心穏やかではいらないのも事実だ。
米国市場はONEの未来。そこでは過去の実績よりも、ヘビー級がより重要なる──これが北米進出の事実ということだろう。
またMMAマッチでいえば、注目のローウェン・タイナネス✖
ピーター・バウシュトもなくなり、セイジの姉コルビー・ノースカットの相手が、ソヴァナリー・エムからコートニー・マーチンに変更されている。
■ ONT TNT04 対戦カード
<ONE世界ライトヘビー級(※102.01キロ)選手権試合/5分5R>
[王者]オンラ・ンサン(米国)
[挑戦者] ヴィタリー・ビクダシュ(ロシア)
<ライト級(※77.1キロ)/5分3R>
エディ・アルバレス(米国)
マラット・ガフロフ✖オク・レユンの勝者
<ヘビー級(※120.2キロ) 5分3R>
ウマウ・ログログ・ケニ(セネガル)
キリル・グリシェンコ(ベラルーシ)
<ライト級(※77.1キロ)/5分3R>
エドゥアルド・フォラヤン(フィリピン)
青木真也(日本)
<ムエタイ女子ストロー級/3分3R>
ジャッキー・ブンタン(米国)
エカテリーナ・ヴァンダリエヴァ(ベラルーシ)
<60.6キロ契約/5分3R>
コルビー・ノースカット(米国)
コートニー・マーチン(豪州)