【ONE172】青木真也、オモアームバーでフォラヤンを53秒殺!! ONEで有終の美も──5万ドルはなし!!!!
【写真】ジャンピングガードから、極め。Rootsを見せたような勝利だった(C)ONE
<ライト級(77.1キロ)/5分3R>
青木真也(日本)
Def.1R0分53秒by アームバー
エドゥアルド・フォラヤン(フィリピン)
開始15秒でダブルレッグを仕掛けた青木。フォラヤンが切ると、青木はジャンビングガードから引き込む。フォラヤンの左腕を抱えた青木が、右足をそのままオーバーフック。オモプラッタ・アームバーのような形に取られたフォラヤンは、腹ばいで腕が伸びタップした。
すぐにグローブを外した青木は「僕のONEの10年はエドゥアルド・フォラヤンがいたから頑張れてこらて」と感極まり、グローブを外した意味を問われると「関係各所にお断りをいれてから、ちゃんと正式に発表したいと思います」と話した。さらに今の気持ちを尋ねられ「チャトリにも感謝しています。DREAMがなくなって拾ってくれてから、感謝しています。だからちゃんと青木真也のしまう場所を」と口にしたところで、ファンのヤジに反応し「うるせぇな、この野郎」と言葉を荒らげる。さらに「上がってこい。人がしゃべってんだよ。上がってこい、この野郎。早く上がってこい」と言いつつ、気を取り直し「ちゃんと青木真也の花道を創ってください。お願いします」と言葉で締めると、そのままインタビューが終わり──笑顔を見せた。
このフィニッシュでボーナスはなし。チャトリ・シットヨートンの青木真也への感情が浮き彫りになった──と言ったら深読みが過ぎるかもしれないが、残念なノーボーナスだった。