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【ONE173】スーパーボン×野杁、ログログ×マレキンの再戦が決定。会見には若松、武尊、与座も出席

【写真】3月に続いて、ナンバーシリーズが2大会連続で日本で開催される。追加カードの発表も待たれる(C)TAKUMI NAKAMURA

23日(月)都内にて、11月16日(日)有明アリーナで開催される「ONE173」対戦カード発表記者会見が行われた。
text by Takumi Nakamura

今年3月のさいたまスーパーアリーナ「ONE172」に続いて、ナンバーシリーズとして2大会連続での日本開催となる今大会。この日の会見では前回大会でタワンチャイ・PK・センチャイをKOしてONEキックボクシング世界フェザー級(70.3キロ)暫定王座に就いた野杁正明と正規王者スーパーボン・シンハ・マウィンによる王座統一戦、王者ウマウ・ログログ・ケニと挑戦者アナトリー・マレキンによる世界ヘビー級選手権試合のリマッチが組まれた。


タワンチャイ戦に続いて、スーパーボンというタイが誇るフェザー級の2大看板に挑む野杁は「前回タワンチャイ選手の試合が決まってから戦うまで、戦ってる最中もずっとワクワクしていました。スーパーボン選手は僕がずっと見てきた選手なので、今回はそれ以上のワクワク感という、うれしい気持ちがあります。その舞台を、こんな素晴らしいイベントで用してくれたチャトリさんには感謝してますし、そういった意味でも前回以上の衝撃を皆さんに与えないといけないと思っています」とコメント。

スーパーボンも「前回のタワンチャイ×野杁と比べて、今回の方がよりキックボクシングの試合になると思う。私はキックボクシングではタワンチャイに負けていないの、そういった試合内容になると思う」とタワンチャイ戦とは違う内容・結果になると宣言した。

またチャトリCEOはこの試合がメインイベントとして行われることも明かし、野杁は「僕はいつも全然試合順は気にせず戦ってるんですけど、メインを任されるということは、それなりの内容を証明しないといけないと思っているので、KO決着で終わらせて、必ず僕がベルトを巻く姿をお見せします」と語っている。

会見にはスーパーボン、野杁、ログログ、マレキン以外に、正式な出場選手ではないものの、ゲストという形でフライ級王者・若松佑弥、武尊、与座優貴の3名も出席。ロッタン・ジットムアンノンとのリマッチを希望する武尊は「僕はすぐにでもやりたいですけど、向こう(ロッタン)の都合もあるし、前回負けているのでダイレクトリマッチというのは僕からは言えませんが、ロッタン選手がSNSでリマッチの準備が出来ていると投稿していたし、ONEの関係者からロッタン選手もぜひ(再戦を)と言ってるということも聞きました。ロッタン選手から殴りえるようにボクシングルールでやるのはどうだ?という案が出ているというのも聞いたので、僕は本当に再戦を受けてもらえるならどんなルールでもやります。ただボクシングルールでやるならMMAグローブのボクシングルールかノーグローブ(素手)でやりたいなと思ってます」と話している。

なおチャトリCEOは今大会がリングではなくケージで行うことも発表している。

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