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【Shooto2021#01】打、倒、抑、極でSASUKEが圧倒。内藤太尊をRNCで仕留めて王座初防衛に成功

【写真】マイクもSASUKEの試合の一部、しっかりと起承転結がある?!(C)MMAPLANET

<環太平洋フェザー級選手権試合/5分3R>
SASUKE(日本)
Def.2R2分36秒 bY RNC
内藤太尊(日本)

SASUKEが軽く右のカーフキック。内藤は上下に体を動かしながら、フェイントをかける。SAKUKEの右クロスがクリーンヒット、さらに右のカーフキックを見せる。内藤もワンツー、さらに左の蹴りを放つが、SAKUKEにキャッチされてしまう。

内藤は左ミドルを多用しつつ、左右のローを放つと、SAKUKEはそれに右のストレートを合わせる。組み付いたSASUKEはテイクダウンに成功するも、内藤はすぐに立ち上がる。SASUKEはすぐさま再び組み付き、ケージ際で大内刈りを決めトップを奪った。内藤は半身になりながら立ち上がる。

その内藤の太ももに左のヒザを入れるSASUKE。内藤はSASUKEの体勢を崩しながら離れて、右ストレートをヒット。対するSASUKEはダブルでテイクダウンを奪い、ケージ際まで運ぶ。立ち上がる内藤、SASUKEはバックに回って初回を終えた。

2R、内藤が左ロー、さらに左フックを合わせる。対するSASUKEは左フックを当てて、内藤を下がらせたところでテイクダウンを仕掛けてグラウンドに持ち込む。

殴られながら立ち上がる内藤、ASUKEは組んだまま内藤をケージに押し込む。

SASUKEが離れると内藤はパンチを繰り出すが、SASUKEの右クロスがヒット。さらに蹴り足をキャッチしたSASUKEが内藤に尻もちをつかせる。立ち上がろうとする内藤に、左ヒジを入れていくSASUKE。

ケージ中央での打撃戦に戻り、パンチを振り合う中、SASUKEが首相撲からのヒザを当てると崩れる内藤。すぐさまSASUKEがトップを奪い、バックからRNCを極めた。

環太平洋フェザー級王座の初防衛に成功したSASUKEは、「まず最初に内藤選手、向かい合った時からスゲェ良い男でした。僕ね、ケガをしてずっと修斗をできなかった期間に会場で内藤選手の激闘を見ていて凄いファンだったんですよ。俺、やっぱ内藤選手、大好きです。皆さん、内藤選手に大きな拍手を送ってください。僕もね、27歳になちゃうんで世界を見据えて戦うには残された時間は少ないでしょう。令和の修斗伝承者は1人だけじゃねぇんだよ。チャンピオンがここに下りてこないなら、俺がそっちに行きます。路上の伝説、K-1の申し子? 全部眼中にねぇよ。斎藤裕を最初から狙っていたのは、この俺だっ!! 世界に行くには日本で一番強いフェザー級を倒せば良い、そういうことでしょ? だったら斎藤チャンピオン、その腰に輝く金のベルトを僕は世界の手土産として必要なんですよ。だから四角いリングで、日本国民を巻き込んで修斗伝承マッチ──やりましょう。俺はそこまで絶対に行くので、その間、しっかりとベルトを守ってください。前も言いましたけど、偉大な修斗の先輩の言葉を借りて言葉を締めたいとと思います。日本のフェザー級、いや修斗のフェザー級、みんな俺には勝てないよ。なんでかって? なぜなら俺だって修斗を愛しているから。以上、ありがとうございました」と、マイクで話した。


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