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【ONE108】急遽代役出場で、平田樹と対戦──ナイリーン・クローリー「このチャンスを絶対に生かす」

Crowley【写真】この拳に絶対の自信を持っているという雰囲気だったクローリー (C)MMAPLANET

7日(金・現地時間)にインドネシアはジャカルタのイストラ・セナヤンで開かれるONE108「Warrior’s Code」で、ナイリーン・クローリーが平田樹と対戦する。

急遽、ビー・ニューイェンに変わり平田の相手を務めることとなったクローリーは、母国ニュージーランドを離れタイ~バリ島と夢を追って練習し続け来た。

昨年の挫折から一転、今回のチャンスを手にした彼女からはそれだけこの一戦に賭ける気持ちが強いことが伝わってきた。


──1月20日を過ぎてのオファーだったのですが、知らせがあった時どのような気持ちでしたか。

「もらった瞬間から大興奮だったわ。母国ニュージーランドを離れてから、この瞬間をずっと待ち焦がれていたから。もちろん、ショートノーティスなんて問題なかったわ」

──ウォリアーシリーズで戦ってきて、MMA通算戦績3勝0敗から昨年はミシェレ・フェヘイラに連敗を喫してしまいました。このタイミングでONE本戦に出られることをどのように思いますか。

「全く期待していなかったわ。100パーセント、ノーよ。ONE本戦で戦うことを目標にしていたから、去年の敗北は厳しいもので……もう夢がどこかに飛び散ってしまったような気持ちになっていたのは事実よ。ただし下を向いていられないし、またONEで戦うためにやり直そうと思ってクリスマスも新年もホリデーは取らずに練習し続けていたら、今回のオファーがあったの。

気持的にはいつでも試合に出られる状態だったわ。イツキ・ヒラタはスマートな選手だからタフなファイトになるでしょうけど、自分ができることをやり抜こうと思っている」

──キャリア的には彼女はまだプロでは2戦しか戦っていないです。

「ただ彼女は無敗だし、凄く自信を持っていると思うのよね。私としては、ウォリアーシリーズや過去数年の経験をこの試合にぶつけるだけね。特に去年の敗北は色々と勉強になったわ。スマートに戦わないといけないことを学んだ。熱くなり過ぎないで、しっかり状況判断をしないといけないってね。

イツキは組んでテイクダウンを狙ってくるだろうけど、バリMMAで投げに関しては練習してきたから。そしてコーチを信じて戦うわ」

──ところでお姉さんがWWEで活躍するプロレスラーのダコタ・カイだそうですね。

「そうなの。6年少しプロレスラーをしていて、WWEと契約するという夢の叶えたわ。私も姉も自分の夢に突き進んできたけど、プロレスリングとファイトは別モノだから比較されることは辛かったわ。でも一足早く夢を掴んだ姉は、いつだって私をサポートしてくれたわ。

彼女もマーシャルアーツと自分のやっていることの違いを分かっていて、その上で互いに協力しあってきたしね。姉は本当に日本のことが大好きで。4カ月ぐらい生活していたことがあるの。私もいつか日本に行ってみたいわ」

──プロとしてお客さんを喜ばせるという共通項はありますが、MMAファイトではどのようにお客さんを納得させたいと思っていますか。

「とにかく自分の技を全て、イツキにぶつけるわ。練習していたことを出す、それが私たちにとって魅せるということだから」

──女子アトム級は上位がやや抜きんでいて、下位の東南アジア勢は団子状態です。その中に足を踏み入れるわけですが。

「凄く遣り甲斐があるわね。アトム級はアンジェラ・リーという素晴らしいマーシャルアーチストが引っ張って、トップレベルの競い合いをしている。私だってそこでやっていけると信じているわ。だから、このチャンスを絶対に生かすつもりよ。最終的にチャンピオンになるために」

──ショートノーティスで準備は十分ではなかったと思います。その一方で平田選手もサウスポーと戦う準備をしてきて、オーソのナイリーンに相手が代わりました。

「イツキはこの試合のために1カ月は準備をしていたでしょう? だから肉体的には仕上がっているし、構えが変わってもアジャストしてくるに違いないわ。でも、私は彼女が思っている以上の動きをするから。私たちの力はイーブン、フルキャンプの最後に相手が代わったイツキと、2週間前のオファーを受けた私。ニュージーランドの女子で初めてONEで戦うことになったから、私は母国を代表してイツキとのタフファイトをする覚悟はできているわ」

■ONE108対戦カード

<ONE Super Seriesムエタイ世界フェザー級王座決定戦/3分5R>
ペットモラコット・ペッティンディー・アカデミー(タイ)
デトリット・サティアンムエタイ(タイ)

<ミドル級(※93.0キロ)/5分3R>
レオナルド・アタイジ(ブラジル)
ライニア・デリダー(オランダ)

<ライト級(※77.1キロ)/5分3R>
ユーリ・ラピクス(モルドバ)
マラット・ガフロフ(ロシア)

<フライ級(※61.2キロ)/5分3R>
エコ・ロニ・サプトラ(インドネシア)
コン・シチャン(カンボジア)

<フェザー級(※70.3キロ)/5分3R>
キム・ジェウン(韓国)
松嶋こよみ(日本)

<女子アトム級(※52.2キロ)/5分3R>
ナイリーン・クローリー(ニュージーランド)
平田樹(日本)

<68キロ契約/5分3R>
スノト(インドネシア)
ヤン・フェイ(中国)

<フライ級(※61.2キロ)/5分3R>
アブロ・フェルナンデス(インドネシア)
アハマッド・エコ・プリアンドノ(インドネシア)

<ムエタイ・フライ級/5分3R>
サヴァス・マイケル(キプロス)
内藤大樹(日本)

<ムエタイ・ストロー級/5分3R>
アンディ・ホーソン(英国)
ジョシュ・トナー(豪州)

<フライ級(※61.2キロ)/5分3R>
エギー・ロステン(インドネシア)
ファイジャル(インドネシア)

<フェザー級(※70.3キロ)/5分3R>
デミ・ユリアント(インドネシア)
アントニス・ムヤック(インドネシア)

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