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【ONE108】1月20日、ニューイェンと戦う気でいた時に平田樹が語っていたこと─01─「寝技で勝つ!!」

Itsuki Hirata【写真】1月20日の会見時の平田樹。ここから試合に向けて仕上げに入る時点での彼女の格闘技感に通じる──この時点で対戦予定だったニューイェン戦に向けて何を語っていたか (C)MMAPLANET

7日(金・現地時間)にインドネシアはジャカルタのイストラ・セナヤンで開かれるONE108「Warrior’s Code」で、ナイリーン・クローリーと対戦する平田樹。

当初ビー・ニューイェンが戦うことが決まっており、1月20日に行われた記者会見の際も、ニューイェン戦に向けて抱負を語っていた。

MMAPLANETでは同会見を前に平田に取材を行い、ニューイェン戦について話を聞いていた。対戦相手が変更されたが、同じ打撃系のクローリーと戦うことになったからこそ、ニューイェン戦について平田がどのように語っていたのかをここでは敢えて掲載したい。


──今日はONE JAPANでの会見で、相当にドレッシーな装いですね。

「もう成人式も出たので、大人のオンナを出そうかと(笑)」

──そのAbema TVの成人式を追ったプログラムで、「1人になった」とか「寂しい」という言葉がよく聞かれていましたが。

「あぁ彼氏とはだいぶ前に別れて……。夏前ですよ」

──そうだったのですね……。SNSで交際を発表しているけど、普通にそういう風に別れがあるというのは、我々の世代には想像がしづらいですね。

「いなくなったから……でも皆、気付いていると思います(苦笑)。公表もしていますし」

──新しい出会いがまたありますよ。

「これからですしね」

──これからどころじゃないぐらい、時間があります(笑)。

「ONEの選手かもしれないですよ。外国人かも……言葉通じないですけど(笑)」

──アハハハハ。ONEだと誰が好みに近いですか。

「……分からないです、出てこないですね。誰ですかね? 次の恋人は?」

──私に聞かれても、答えようがないですが(苦笑)。

「アハハハ。期待して待っています。誰か出会えることを(笑)」

──男の選手にそういう話を聞くと、『俺には格闘技しなかない』とかいう選手が多かったですが……。

「格闘技に対しては彼がいてもいなくても、向き合い方はそんなに変わらなかったです」

──日本大会の時ももう1人だったわけですしね。

「ハイ。でも、あんだけ良い試合ができたので」

──自分で良い試合と言ってしまいますしね。

「アッハハハハ。なんで、あんま関係ないっぽいです」

──そんななかビー・ニューイェンと対戦が決まりました。オファーを受けた時、どのように思いましたか。

「最初にいきなり強いかなって思いました。横田さんと相談して『どうしましょうか』みたいに話して。でも次の日に『やります。お願いします』って返事しました。横田さんも『Abemaの北野(雄司)さんに連絡しておけよ』って」

──このカードを知った時、ニューイェンの打撃は、平田選手より上だと思います。ただし、組みはどの程度なのか。そして平田選手の組みに関しても未知数で予想がつかないとい風に思いました。

「フフフフ。でも相手が打撃と分かっていることなので、試合はやりやすいんじゃないかとは思います。どう来るのか分からないよりも、打撃って分かっているんで」

──平田選手はここまで存在感があって、忘れがちになるのですが実際にはプロMMAは2試合しか戦っていない。なので、この試合が決定する前に『次はスタンプ・フェアテックスと』というような意見を聞くと、それは危ないと思っていました。

「本当にスタンプ選手は強いと思います。でも今年中にやりたいと思っています」

──スタンプの打撃を目の当たりにして、組める自身は現時点でありますか。

「……。でも、やってみたいです。自分がどこまでできるのか。それは思います」

──そこから逆算してニューイェンのことを考えると、それでも打撃は強い。どのように戦おうと思っていますか。

「寝技です、今回は。でも打撃も結構練習しているので、どう寝技にもっていくのか、そこまでは打撃勝負して組んだらすぐに行けると思っているので……寝技勝負です」

──ニューイェンの打撃ですが、組みへの警戒が少ないなかでフルに打撃戦をしている。グラップラー相手にあの打撃をそのまま使えるのかというのはあります。

「この間、スタンプ選手とやった時は自分から組みに行こうとしていましたよね。でも、そこはあまり上手じゃなかったです。打撃の選手だからこそ、寝技で仕留めたいので──次の試合は寝技でフィニッシュだなと思っています」

──寝技はそこまで積んでいるという想いがありますか。

「そうですね。ずっと寝技で勝ってきたので。寝技はいけると思います」

──そこで10月のリカ・イシゲ戦ですが、腕十字で一本勝ちをしましたが、イシゲが柔術で健闘したようにも見えたんです。もともと強くない子の寝技が、強い人の寝技に懸命に耐えていた。

「ハイ(苦笑)。一度、腕十字に入った時もパスをしたり、色々と選択肢があったんです。でも試合だとできなかったです。そういう反省点がありました。ガードから腕を取りに行ったのも反省点で、反省ばかりの試合でした。でもあの試合をしたことで、そこが分かりました。だから、良いように使わせてもらおうと思っています」

<この項、続く

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