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【ONE104】ボカン・マスンヤネがKL大会で、澤田龍人とONE初陣。タニ✖カラキの柔・剛対決も

2019.11.08

Bokang【写真】脅威の身体能力を持ち、レスリングで押し切るマスンヤネがONE初陣を迎える(C) KEISUKE TAKAZAWA/MMAPLANET

7日(木・現地時間)、ONE Championshipより12月6日(金・同)にマレーシア・クアラルンプールのアシアタ・アリーナで開催されるONE104「Mark of Greatness」のラインナップが明らかとしている。

メインとセミがSuper Seriesキックボクシング世界バンタム級王座決定戦及び世界ストロー級王座決定戦という大会でボカン・マスンヤネがONEデビュー戦を澤田龍人と戦うことが分かった。


Bokang weighinマスンヤネは7月にパンクラスに初来日を果たし、荻窪祐輔をバックスープレックス、ダブルレッグからのスラムで投げまくり、シングルレッグをバック宙でエスケープするという人間離れしたファイトを見せていた。

「2000パーセント自信がある」と言っていたパンクラスのベルトからONEストロー級の頂点を目指すこととなったマスンヤネ。WWE好きでレスリングでも豪快な投げに拘るという身長155センチのファイターは、南アフリカ選手権、コモンウェルス選手権、アフリカ大陸選手権を制し「食っていけない」という理由でMMAに転向した。

南アフリカン・メジャー=EFCからパンクラス、そしてONEとアジアを主戦場に選んだマスンヤネを迎え撃つのは、Evolve MMA所属となって2戦目となる澤田だ。修斗からONEウォリアーに進み、ONE本戦で戦うようになった澤田だが、ウォリアーの2試合、そして本戦デビューの相手アジス・カリムは修斗時代に彼が戦ってきた内藤のび太、黒澤亮平、猿田洋祐と比較しても力不足が明白な相手だった。

Ryutoかつて修斗でベルトを賭けて戦った猿田やのび太はONEでも澤田に先んじてONEでもストロー級王座に就いている。そして今夜、レネ・カタランと王座防衛戦を行うストロー級王者ジョシュア・パシオは澤田と同じ23歳だ。

マスンヤネの潜在能力を考えると、澤田にとってこの試合は一気にタイトル戦線に顔を出す最大のチャンス。10月26日のUFCシンガポール大会を観戦していた澤田は、すでにこの試合が決まっており「初めてMMAで、自分よりレスリングが強い選手と戦います」と不安を口にしていた。

とはいっても、これはMMA。マスンヤネは驚異的な身体能力を誇っているが、あくまでもレスリング+打撃というスタイルだ。澤田が日本で学び、Evolveで積んできたMMAには本来、フィジカルを封じ込め、すかし、決める術が存在し、彼の体にもしみ込んでいるはずだ。レスリング&フィジカルに負けないMMAを見せることこそ澤田がONEの頂点に近づく道だ。

ThaniまたこのKL大会のMMAではご当地ファイターのアギラン・タニがムハンマド・カラキと対戦することも発表されている。秋山成勲に勝利後、日本大会で岡見勇信に敗れたタニだが3Rに逆襲に出てバックを奪取するなど、その実力を示していた。

Karaki対するカラキはレバノン人ファイターでPhoenix FCやDesert Forceという中東の大会でミドル級チャンピオンに君臨してきた。ONEでは初戦でオンラ・ンサンの持つミドル級王座に挑戦したが、秒殺され2戦目でウェルター級に階級を下げる決断をした。

両者とも柔術がベースで打撃を融合してきたファイターだが、タニの戦いはまさに柔の術であり、一方のカラキは剛の術という印象がある。剛・柔=MMA新興国エース対決、今後のウェルター級戦線を考えるうでも非常に興味深い一戦だ。

■ONE102対戦カード

<ONE世界ストロー級(※56.7キロ)選手権試合/5分5R>
[王者]ジョシュア・パシオ(フィリピン)
[挑戦者] レネ・カタラン(フィリピン)

<ライト級(※77.1キロ)/5分3R>
エドゥアルド・フォラヤン(フィリピン)
ツォゴーフ・アマルサナー(モンゴル)

<ムエタイ・バンタム級/3分3R>
センマニー・サティアンムエタイ(タイ)
アジス・ハライ(モロッコ)

<フライ級(※61.2キロ)/5分3R>
ジェヘ・ユースタキオ(フィリピン)
トニ・タウル(フィンランド)

<女子アトム級(※52.2キロ)/5分3R>
スタンプ・フェアテックス(タイ)
ビー・ニューイェン(米国)

<バンタム級(※65.8キロ)/5分3R>
リー・カイウェン(中国)
ポール・ルミヒ(インドネシア)

<ストロー級(※56.7キロ)/5分3R>
内藤のび太(日本)
ポンシリ・ミートサティート(タイ)

<ムエタイ・バンタム級/3分3R>
ゴーンサック・PKセンチャイムエタイジム(タイ)
ハン・ズーハオ(中国)

<ストロー級(※56.7キロ)/5分3R>
ロビン・カタラン(フィリピン)
グスタオ・バラルト(キューバ)

<ムエタイ・バンタム級/5分3R>
トゥカートン・ペットパタヤイ(タイ)
鈴木博昭(日本)

<フェザー級(※70.3キロ)/5分3R>
キム・ジェウン(韓国)
ハファエル・ヌネス(ブラジル)

<フライ級(※61.2キロ)/5分3R>
キム・キュソン(韓国)
藤沢彰博(日本)

<フライ級(※61.2キロ)/5分3R>
ロシャン・マイナン(インド)
コン・シチャン(カンボジア)

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