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【Black Combat Rise08】ジョン・ドゥハンにRNCは極められずも、最終回を押さえた澤田が4年振りの勝利

<ストロー級/5分3R>
澤田龍人(日本)
Def.3-0
ジョン・ドゥハン(韓国)

澤田がガードを固めて前に出る。右ストレート、ワンツー。ジョン・ドゥハンも右を返す。右ローに合わせてワンツーを伸ばした澤田。右に回るジョン・ドゥハンを追いたてる。澤田が左右フックを振るうと、インサイドからジョン・ドゥハンがパンチを突き刺す。ジョン・ドゥハンが右インローを放つと、澤田がニータップで飛び込み、バックコントロールへ。尻もちを着かせて首に右腕を回す。

立ち上がったジョン・ドゥハンの背中に飛び乗り、バックマウントを奪ってグラウンドに引きずり戻した。パンチで削り、右腕は相手の首に――そのままRNCで絞め上げる澤田。ジョン・ドゥハンも暴れて足のフックを外していく。その都度、バックマウントを整える澤田は、左手首を掴まれたためワンハンドで極めにいく。しかし極め切れず削りに移行すると、ジョン・ドゥハンが反転してトップを奪い、初回を終えた。

2R、澤田が右ストレートから返しの左フックを効かせる。それでもジョン・ドゥハンが打ち返してくると、澤田はボディロックからドライブした。右腕を差し上げたジョン・ドゥハンが澤田を突き放す。澤田は左に回ってダブルレッグへ。ジョン・ドゥハンにヒザを着かせ、バックコントロールを狙うが回り切れず。ジョン・ドゥハンが正対するとボディロックで尻もちを着かせた。しかしジョン・ドゥハンが立ち上がると澤田も離れる。

ケージ中央で打ち合いながら飛び込み、再びヒザを着かせたが押さえ込みきれず。スタンドに戻り、澤田の右がヒット。ショートレンジの打ち合いではジョン・ドゥハンのパンチが澤田のアゴを捕らえる。澤田はダブルレッグでドライブし、尻もちを着かせて顔面に右ヒザを突き刺した。すぐに立ち上がったジョン・ドゥハンが澤田をケージに押し込むと、澤田はキムラリバーサルからバックを奪う。ジョン・ドゥハンは立ち上がり、澤田から離れたところでラウンド終了のゴングが鳴った。

最終回、ジョン・ドゥハンが左ジャブで澤田の顔面を跳ね上げる。澤田も左右フックを振るうが、そこにジョン・ドゥハンがダブルレッグで飛び込んだ。澤田はスプロールするも、ジョン・ドゥハンが潜ってスイープに成功。フックガードの澤田をボディロックで押さえ込み、右側へパスを狙う。うつ伏せになった澤田をパンチで削り、バックに回るジョン・ドゥハン。澤田は立ち上がるも、ジョン・ドゥハンがバックコントロールで崩しグラウンドに戻す。

ケージ際で右足を差し入れたジョン・ドゥハンが、ワンフックでRNCを仕掛ける。これは極まらずも、ジョン・ドゥハンはRNCに再チャレンジ。澤田に振り落とされるも立ち上がった。離れた両者、澤田が打ち合いで左右フックを当てる。ジョン・ドゥハンが組んでドライブし、投げようとしたところを澤田が潰してトップ、さらにバックへ。ワンフックで右腕を首に回し、ジョン・ドゥハンを仰向けにさせる。ジョン・ドゥハンが正対しようとしたところで澤田はバックをキープ。さらにマウント、バックマウントからパンチを打ち込んでタイムアップとなった。

裁定はユナニマスで澤田の勝利。2021年以来の勝利となる澤田は、「極められなかったけど4年振りに勝つことができてホッとしています。またこのケージに立ちたいですし、その中でスターになりたいと思っています」とアピールした。


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