【UFN144】修斗ブラジルのバンタム級王者フレイタスが、コラレスとのオクタゴン初陣対決を制す
<フェザー級/5分3R>
ジェラウド・ジ・フレイタス(ブラジル)
Def.3-0:30-26.30-27.30-27
フィリッピ・コラレス(ブラジル)
修斗ブラジルのバンタム級王者からオクタゴン入りを果たしたフレイタス。二段蹴りを見せたコラレスは、キック後に構えを変える特徴を持つ。そのコラレスはワンツーの右ストレートをヒットさせ、さらに左ジャブを当てる。続いてコラレスは左フックを入れて前に出て組みつく。フレイタスは首相撲&ヒザ蹴りを入れ、左ミドル、ボディフックに続き右フックを打ち込む。ダブルで組んだコラレスは肩にフレイタスを担ぎ上げ後方に叩きつけてからバックへ。
フレイタスは落ち着いて前方に落としスクランブルへ。トップを取り切ったフレイタスに対し、リバーサルを決めたコラレスが立ち上がり際でボディを攻める。大外刈りを返し、テイクダウンからトップを取ったフレイタスはギロチンを防ぎ、足を一本抜いていく。残り40秒でパスを決めたフレイタスはキムラから腕十字へ。足を抜いたコラレスがエルボーを振り下ろすなかフレイタスが潜ろうとし初回が終わった。
2R、フレイタスは構えを変えるコラレスに対し、左右のミドルを蹴りワンツーを入れる。左で動きが止まったコラレスは必死に組んでテイクダウンを狙うも、逆にフレイタスが差し上げてトップを取り、マウントを奪取していく。思い切りパンチを落とし、バックマウントに移行したフレイタスは、胸を合わせに来たコラレスの動きに対抗したが、乗り過ぎて前方に落とされる。
スクランブルを制しトップを取ったコラレス。フレイタスはバタフライスイープを狙い、クローズドガードへ。バックを譲りつつ立ち上がり、ワキを潜るようにバックに回ったフレイタスはダブルレッグへ。コラレスが耐えるとフレイタスは離れてからダブルレッグで尻餅をつかせた。
最終回、激しいパンチの交換のなかでテイクダウンをフレイタスがダブルレッグを決める。コラレスは立ち上がって一本背負いを狙う。こらえたフレイタスは直後にパンチを連打からダブルレッグでクリーンテイクダウンに決める。サイドを取り、ロールに合わせてバックに回ったフレイタス。コラレスはガードを取り直したが、フレイタスは一気にパスからマウントを奪取する。
足を戻したコラレスがスクランブルに持ち込むが、フレイタスは左右のフックを当ててダブルレッグを決める。背中を譲ったコラレスは、ワキを潜ってバックに回り込む。残り1分、フレイタスのスイッチを切りボディロックとしたコラレスはバックまでいくが、そこから先に進むことはできない。
最後は足を止めての打ち合いとなりタイムアップを迎えた一戦で、フレイタスがフルマークの判定勝ちを手にした。