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【2017~2018】石原夜叉坊─02─「僕は何かに満ち溢れているんですよ。やるしかない」

Yasha in aphamale【写真】ユライア・フェイバー、チャド・メンデス、ダレン・エルキンスらとの空間が今の夜叉坊の居場所だ (C) TERUTO ISHIHARA

9人のファイター達が語る2017年と2018年、石原夜叉坊の足跡と一里塚─第2弾。

中村優作、田中路教と結成したチーム・アルファメール・ジャパンも今は大阪、東京、そしてサクラメントでの活動を各々が選択し、3人で行動を共にすることがなくなった。

彼らはそれぞれが強くなるうえでの判断をし、夜叉坊は2月11日のホセ・キニョネス戦では再びバンタム級で戦うことを決めた。2年間のサクラメント生活を経て、夜叉坊が勝負を賭ける時が来た──その背景を訊いた。

<石原夜叉坊インタビューPart.01はコチラから>


──田中選手も「今は別々でも、また一緒にやる時がくる。そのためにも現状、バラバラでもやるべきことをやる方が大切。チームを想って、誰かが誰かの犠牲になってはいけない」ということを話していました。

「日本の彼らの事情や温度も分かっていないし、ノリピーと同じ気持ちですね。僕は日本大会で勝てたけど、その次の優作さんは負けてしまって。試合の1週間前に大阪で会った時に話していた通り、良い動きで1Rは戦えていて……でも、相手(ライリー・ドゥトロ)は怖い雰囲気は持っていましたよね。

TAM Japanそれでも優作さんの間合いが良くて、ボディを効かすような感じでハマってきていたんですよね。インターバルで『行けるぞ、次のラウンドもしっかりと作ってボディを効かせて、しっかりと倒そう』って僕も言っていて。

自分の試合があるのに──サクラメントまで来て、僕の指導をしてくれた優作さんがね……何て言ったらえぇんやろう……。

後悔というか、色々なことは思いますけど、でもどれを口にすれば良いのか分からないです。複雑やし、自分も優作さんの試合に全てを掛けられていなかったという風に思うこともあります。

僕の試合から優作さんの試合までアッという間だったので、その期間を優作と一緒におることができなかったし。でも、それをどうすんねんって言われても……、だから自分達が今いる場所でちゃんとやらなアカン、そういうことになってくんじゃないかと」

──再び田中選手の言葉ですが、「中村選手の敗北に関して力になれない自分がいたけど、何よりも2週間後のホジェリオ・ボントリン戦で結果を出すことが大切だった」と。

「そういうことになるんですよね。チームやっていうても自分が勝たないといけないですからね」

──2月11日に豪州パースでホセ・キニョネスと対戦することが決まっていますが、もうサクラメントのメンバーで準備をしていくということになりますか。

「そうなります。今、そうしています。僕はここで学んで、強くなっているので。ユーサクさんとノリピー、僕らは仲が悪くなったわけじゃないし、帰国したら一緒に練習できるようお互いが相手の役に立てるようにならなといけないし。

そのためにも、僕は今こっちでやっていて。2年やってきて、僕は準備ができたと思っているんです。分からないですけど、僕は何かに満ち溢れているんですよ。もう、やるしかないし。僕が盛り上げるつもりでいます。皆、そうやと思うけど──俺がやらなアカン。だから135ポンドで戦うし」

──次戦は3年8カ月振りのバンタム級の試合ですね。

「こっちで2年間、厳しい中で体をしっかりと作って来て。ここでやってきたことが自信になりつつあるんですよ。なんで、もう自分のことしか考えていないです」

──ここからMMAファイターとして勝負を賭けるという意味でのバンタム級再転向なのですね。

「そうッスね。今まではバンタム級に戻すことすら考えていなかったのですが、過去3試合は全部判定で終わって試合後のダメージが凄かったです。

3試合ともボロボロになって、どっかが折れていたりして。チョットしんどくて。僕が戦ってきた3人ってUFCのフェザー級でホンマに下の奴らなんですよ。日本大会では判定で勝てたけど、あのレベルにあの勝ち方しかできないようじゃフェザー級ではホンマにやっていけない。限界が見えたのもあったし、最後のトドメは(ジョシュ)エメットですね」

<この項、続く

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